たぶん今年最後の月下美人2006年11月01日 10時28分05秒

月下美人
 朝晩が少し肌寒い感じの昨今、今年最後の「月下美人」が咲きました この株は十年くらい前に、知人からいただいた物 夏は日陰、冬は温室でまあ大事にしてきました 液肥を与えるくらいで、取り立てて何かはしていませんが、毎年数回に分けて計20つ以上咲きます 今回は7つ一斉です

 咲く時は前日から蕾が急に大きくなって、「ああ明日だな」と感じられます 当日の朝はますますふくらんで、「これは今晩だ」とはっきり分かります 夕方になると、両手を合わせたような蕾が少しずつほどけていく感じで、期待がふくらみます 開花は必ず夜の8時以降で、9時、10時くらいがピークの感じですが、毎回少しずつピークが変わっているようです 

 その澄んだ白色は、蓮の白よりも美しいと思うくらいです 香りは強烈で、まるで南国の香りを身につけた貴婦人が近くにいる感じなのです 思わず花の前まで鼻を持っていってしまいます

 しかしこの花の寿命はとても短いのです 夜半には窄みはじめ、朝には萎びた哀れな姿になってしまいます これはもう見たくない姿 それでも昨夜の美しさと香りはまだ鮮烈に脳裏に残っています こういう儚い花は好きです 「また来年きっと咲いてね」と私はつぶやくのです

中国地方最高峰・大山の紅葉2006年11月11日 14時42分36秒

大山の紅葉
 大山のスキー場はサイト・オーナーが生まれて初めて滑った場所です この写真のスキー場は「奥大山スキー場」と言います ここから見上げると、伯耆富士・大山がかなり迫って見えます 初・中級コースが中心のマイナーなスキー場ですが、むしろ秋の紅葉の方が素敵です 

 雪が降った2日後に写真を撮りに行きました さすが平日は観光・撮影者が「押し合いへし合い」の状態ではなく、マアマア写真は撮れました わが日本は世界でも有数の紅葉の国だと思いますが、西日本はやはり暖冬で葉の色が茶色っぽく十分ではありません やはり人類は少しずつ地球を壊しているのでしょうか

 今回の紅葉写真は下をクリックしてください
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/Disen2006/DaisenHiruzen.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/Disen2006_2/autumn2.htm

オーストラリアにある日本語道路標識!2006年11月15日 23時10分41秒

オーストラリア辺地の日本語看板
 海外でドライヴする人が増えている 特に英語圏では道路標識が読めるので、レンタ・カーで旅する日本人も多い 道路の標識は当然英語だけ-というのは当たり前!のはずだが、何とオーストラリア国内で、日本語で書かれた標識を見つけた それも滅多に日本人が来そうにない奥地である そこは日本の旅行会社のツアーにも入ってない場所である

 私たちがレンタル・キャンピングカーでオーストラリア国内のラウンドをしたのが、2001年夏(現地は冬)だった その標識というのが、上の写真である 何と牛の絵の下に英語で「道路上に動物」と書いてある その下に日本語で「牛に注意」と手書き風で書かれている さらに下にドイツ語で「道路に動物」とあった 絵が牛で、日本語が牛 しかし英語とドイツ語では「動物」! なんじゃこりゃ?!

 ドイツ人はオーストラリアが大好きで、あちこちで運転する姿を見かける しかし日本人は在住者以外はあまりドライヴはしていない 日本人があまりいない場所でのこの看板は誰がどういう思いで作ったのかが知りたかった 

 最近日本国内でもアジア人観光者が増えたので、日本語、英語に韓国語、中国語併記の看板も目に付いてきた それにしても、あの広いオーストラリア大陸のど真ん中の辺地に日本語を見かけるとは思わなかった

リンク:マイHP「オーストラリア一周の旅」
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/Austrldrive/top.htm

アンデス山脈のスキー場の温水プール2006年11月22日 17時37分24秒

アンデス山脈・スキー場の屋外温水プール
今年も秋が暖かく、やっと来た紅葉も色が良くないという噂である それでも、北日本の初雪便りを聞くと、「ああ、またスキーのシーズンが来たな」と嬉しくなるのである 私は四十歳からスキーを始めた「晩生」である

昨年初めて行った南アメリカ大陸には意外に多くのスキー場がある 私が行ったのは、アンデス山脈・チリのバジェ・ネヴァド・スキー場 そこは標高3000mをこえる場所にあるが、ゲレンデ内のホテルはどの部屋からも素晴らしい景色が見えた

そのホテルには何と小さな温水プールがあったが、部屋から裸で行くには少し寒かった まわりは何もない3000mのゲレンデ内だから、バーで酒を飲むか、ゲームをするか、プールにはいるくらいしか夜のすごし方がないのである

私は恥ずかしいことに「高山病」の症状が現れたが、それでもプールには入ることが出来た いったん入ってしまえば体は温まるし、何よりも晴天の日は素晴らしい星空が広がっていた 空気がきれいだから星が多く、たいへん近くに見えた 客は地元のチリ人の他に、ブラジル人、アメリカ人、ヨーロッパ系に日本人などいろんな国のいろんな肌色、言葉が混ざって空を見ていた 

季節が逆なので、日本の真夏にスキーが出来るのがメリットだが、費用が高いので、「一生一度」になるかも知れない それでも魅力は十分である いま海外スキーを考えておられる方は、アンデススキーも選択肢に入れてみたら如何であろうか

マイHP:アンデススキー顛末記
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/sa_ski/vallenevado.htm

「世界不思議発見」にでてきたフィレンツェのヴェッキオ橋2006年11月25日 22時43分34秒

フィレンツェのヴェッキオ橋
本日11月25日の「世界不思議発見」はイタリア・フィレンツェのメディチ家がテーマでした フィレンツェに私たちが行ったのは、およそ21,2年前の1984-85年冬のことでした イタリアといっても冬は結構寒いのです 

いちばんの目当てはウフィツィ美術館でしたが、美しい花のドォーモやヴェッキオ宮、ヴェッキオ橋も見て回りました そのときに空中を長い回廊が続いていました 「あれは何だろうか?」と思っていました しかし結局はそのまま二十年以上が過ぎました

それが今日の放送では、フィレンツェの支配者、擁護者、ルネッサンスのパトロンであるメディチ家のための「自宅であるピッティー宮とオフィスであるウフィツィー、ヴェッキオ宮を繋ぐ専用通勤路」だったのですね 元は息子の結婚式のために作ったという話です それにしても、メディチの権力はすごい!

写真のヴェッキオ橋の最上部がそれだったのです 歴史も面白いですね ますます旅心がわく番組でした 余談ですが、それにしても小林摩耶さんはかわいいなあ!

フィレンツェの写真
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/ITA1984_85/Firenze.htm

現在のトヨタ車の「魁」「元祖」クラウン2006年11月28日 18時19分48秒

初代クラウン
私がお世話になっているトヨタの営業所に黒くて古いが、ピカピカに磨き上げられた初代クラウンが飾ってあった 今の若い人には何のことか分からないだろうが、私たち団塊世代には懐かしい車だ といっても当時乗れるような年齢でもなく、親たちも買えるような収入でもなかった さらにその当時は「一家に一台」どころか、たいていの者はタクシーを使っていた時代であった

この車は初代クラウンが1500ccであったのに対して、デラックス型として1960年に1900ccがだされた高級車タイプであった 部品ひとつひとつはしっかり作ってあり、今のようにプラスチックでごまかしてはいない いかにも「鉄で出来た工業製品」という感じがする 思わず家まで取って返し、カメラをもって帰り取ったのがこの写真である 観音開きのドアも現在の車の元祖であるし、今では世界の頂点に立とうとしている「世界のトヨタ」の原点でもある

中国地方の紅葉は今2006年11月29日 23時12分53秒

秋色満開
天候も気温も不順の昨今、少しだけドライヴをしてきました 岡山県の吉備路とその周辺です ここ数年「暖冬」といわれているだけに、何となく赤や黄色が茶色っぽくなっています それでも場所によっては、まあまあという状況です カメラも防水型だけ持っていったので、できあがりももう一つですが、「見てやっても良いぞ」という方だけご覧下さいませ

吉備路の秋
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/KibijiAutumn2006/2006.htm