最近のツアーはすごい2007年11月27日 17時20分56秒

 数日前にスペイン・ポルトガルのツアーから帰ってきた 私は写真を撮りに参加した それは「親サイト」にあげている 今回も私がよく使う会社なのであったが、その参加メンバーがすごい とは言っても、どの会社のどのツアーも似たようなものだと思うが・・

 それは参加者二十数名中50歳以下がたぶん二名くらい 「くらい」というのは、どこにもそういう情報はないからだ 現在は「個人情報保護法」によって、旅行者の添乗員さえも「客」の職業、年齢等は知らされていないことが多い 添乗員は当日に客にあってはじめてどういう人かわかる もちろん客が言わない限り細かいことはわからないが・・

 だから、外見や幾分の話から類推するしかない そういうことで、何日かしてお互いに「こんなひとかしら?」と想像するのだ その結果最高齢者は80歳代の男性とその妻で、残りはほとんどが「年金生活者」という結論になった

 私もその一人だが、なんとツアー中では「若い方から何番目」というランク付けになった ある人は私の歳を聞いてこういった 「フーン、私の息子くらいだわ」 あるひとは「ウチの弟とおなじ歳だ」 こうなると私などは「そこそこの歳」でありながら、まるで「門前の小僧扱い」となる

 話をそばで聞いていても、みなさんよく海外に出ている 昨年は6回、今年はこれで7回目という69歳の女性もいた すぐ話が「昨年のどこどこは食べ物が・・・で、ホテルは良くなかった・・」という 「だんだん行きたい国がなくなった」とも言った

 ただ問題はある ツアーは添乗員やガイドの案内でバスに乗って見て歩くだけなので、現地の人との接触は全くない 外国語もほとんど使わない これでは国内団体旅行より始末が悪い 旅の魅力のひとつ、「人との交わり、交流」がないのだ とはいっても、言語学習に抵抗がない若い人たちとはちがって、この年代に「外国語を話しなさい」というわけにはいかない

 それでも中高年は今日も元気である 「時間はある、金もまあまあある、まだ体力もある、子育てもとっくに済んだ」 当分この世代は「旅行会社の良いお客さん」であり続けそうだ