岡山空港の「空弁」は寿司・・2009年01月09日 10時57分15秒

岡山空港売店のちらし寿司
 岡山空港はローカル空港である 国内外合わせてデスティネーションが十に満たない しかも施設の規模も大きくない 岡山-東京便は新幹線と客を奪い合っている

 しかし誇れる?物が二つある 一つは3100台収容の無料駐車場、これは出張者や荷物の多い人にはありがたい 私も大いに使ってきた 近隣の広島、高松とも空港近辺の駐車場は有料だ これは管理する岡山県の観光戦略であった しかし県の財政難から「有料化」の話も出ている

 もう一つは空港の「空弁」である 国内線二階待合室で売られる「岡山ちらし寿司」はその「贅沢な内容」でもたった840円、岡山駅で売られる「駅弁」の同様の「祭り寿司」はもっと高い 参考までに下にオフィシャルサイトによる説明のリンクを張った

 岡山の地は元備前の国、全国でもっとも「晴れが多い国」である 天災も最も少なく、米もよく瀬戸の美味い魚もよく知られる 隣県讃岐人は正月も客人を迎えても、家庭でうどんを作るという 岡山人は祭りや慶事などでは必ず家庭で「ちらし寿司」を作ってきた長い歴史がある

 材料はエビ・鰆・穴子・赤貝・レンコン・タコ・エンドウ・たまご・・・ とくに地の鰆は岡山の寿司には絶対不可欠である 酢で締めてトッピングする そういう山海の材料を使って何が不味いと思わせる魅力がある 因みに私は売店の会社とも弁当会社ともまったく関係ない「岡山生まれの岡山育ち」人である

リンク:岡山空港売店の「ちらし寿司」
http://okaair.jugem.jp/?cid=2

スゴイ人気の花畑牧場の生キャラメルだが・・2009年01月10日 18時37分58秒

新千歳空港の生キャラメル購買客の列
 正月ニセコスキーの帰り、新千歳での飛行機待ちの時間に「花畑牧場」売店に向かった あのチョー有名な「生キャラメル」を買うためである あの田中義剛氏が経営する牧場はテレビが面白がって喧伝して以来、口コミも加わって大フィーヴァーしている

 わたしはもともと、こういう「流行、トレンド、フィーヴァー」の物や事には感心がない それどころか、他人が「向こう」といえば、わざと反対に行く「へそ曲がり」である ところがカミさんが、「職場の土産にはこれがいちばん喜ばれる」といって聞かないのである

 案の定、写真のような込み方で列が伸びていた そこで他にもキャラメルを売っているという下階の「生キャラメルカフェ」に行ってみた 売ってはいたがそれは条件付きだった 他のスイーツをセットにしたお茶(コーヒー)セット1470円を注文すると、生キャラメルが3箱まで買えるのだ

 もう一つ購入方法があった 「ホエー豚亭」で同じく1470円の豚丼セットを注文すれば、やはり「キャラメルをが3つまで買う<権利>」が発生するという 何か消費者がバカにされているというか、人気に乗って「超強気」な販売姿勢である これでも買う人は引きも切らない まことに日本人は・・・・だ!

 私たちはお茶も豚丼も要らないから、また元の行列に戻ってカミさんだけが並んだ わたしは付き合う気がなかったから、レストラン街へラーメンを食べに行った 

 携帯の連絡でもどってみると、カミさんは一人購入制限いっぱいの10箱を持ってニコニコしていた それでもキャンセル待ちの最後尾で、買えなかった次の人はあと1~2時間くらい待つのだそうだ 「これで胸を張って土産が渡せる!もらった人は喜ぶよ~」とカミさんは喜んだ

 後日、テレビ番組で芸能人が身につけている「服やアクセサリー」の値段を公表するコーナーがあった なんと花畑牧場社長の田中氏がでていた 彼の身にまとった物の合計は六百数十万円以上! その値段の600万分が超高級時計であった 儲かってはいるのだろうが、さすがに私もあ然として言葉がでなかった