日清食品の良心的「タイムカン」回収2010年06月08日 22時41分32秒

日清食品のタイムカン
 日清食品「カップ・ヌードル・タイムカン」の空気漏れのための品質劣化が問題となったのが2004年3月であった これ以後同社はマスコミ、自社HPなどを通じてリコール・回収に努めてきた(らしい)

 (らしい)というのは私がそれを知ったのがずっと後のことであったからである おおむかしの学生時代、「金欠病」でよくインスタント緬を食べてきた筆者はその反動からか、社会人になってからはほとんど食べることはなくなった 大げさに言えば「一年で一個」くらいの消費であった

 たまたま「タイムカン」を買ったのが、「10年保存」というキャッチフレーズのためであった 神戸の大震災や他の自然災害が喧伝されて、非常食や災害グッズが大いに売れていた 「ウチも買ってみるか・・」と二つ買って棚の奥に仕舞っていた

 それがひょんなことから誰かのブログに書いていた「タイムカンの全面回収」の記事が目に付いたのであった さっそく日清公式サイトを見ると、あるある・・・・「送り返していただいたら300円の郵便為替と500円の図書カードを送付いたします・・」

 現物は二つあったが早速「受取人払い」で送った しばらくして600円の為替と1000円分の図書カードが送られてきて「おわび」が書かれていた 元の市場価格はこれらの半分もなかったはずだ 迷惑料だろうがまあ「良心的」と言ってよい

 かつて松下のファンヒーターであったか、被害者続出で大騒ぎの事件となった その後ナショナル(パナソニック)は毎日のようにTVで国民に呼びかけた その費用は莫大であっただろうが、消費者の信用の方を重視したのだろう その後の松下の信用は大いに回復された

 企業というのはこういう姿勢が大事である 東アジアの今発展中のある大国の企業には決して真似が出来ないことである 件の日清も10年近く経った今でもHPで回収を呼びかけている

日清公式サイト:
http://www.nissinfoods.co.jp/utility/timecan.html

鎌倉・長谷寺の紫陽花2010年06月24日 07時52分36秒

長谷寺の紫陽花
 梅雨の中鎌倉に行って来た 目的は寺社巡りである たまの晴れ間には流石に「客」は多い 小中学生から中高年まで年齢層も多様である 流石、寺社は京都と鎌倉である

 まずは歴史のある鎌倉五山、花の寺長谷寺、竹の寺報國寺、駆け込み寺東慶寺、紫陽花寺明月院、鶴岡八幡宮、頼朝の墓などを急いで回った 歴史を読んでいくと更に分かりやすい

 それぞれの寺はお庭が魅力的である 特に雨の直後の紫陽花はきれいだ 雨後の竹林も良い 私の写真の腕ではなかなか撮れきれないが一通りは撮ってきた 

 鎌倉の魅力はまだある 古い町だから道は狭く入り組んでいる しかしどの家も花を植え庭の手入れが行き届いている 見られることも意識している 観光者、通行人も楽しんで歩ける雰囲気がある 

 もう一つ、町のあちこち路地に「元**邸址」とか「**寺跡」などの大きな石碑がある これらは大正時代に地元の「青年会」が建てた物らしいがよくやったものである よく調べているし、お金もかかっているはずだ 愛郷心がなければ出来ない こういう人たちの努力で鎌倉は支えられている

<マイサイト>
花の寺・鎌倉・長谷寺
http://konotabi.com/photoalbum2/2010JPNKamaHase2/June.htm
京都鎌倉五山巡り
http://konotabi.com/PilgrimageToKyotoKamakura/temples.htm
(What's new?)
http://konotabi.com/renewalinfo2/renewalwinter.htm