吉野山の桜2013年04月18日 08時33分11秒

春の吉野山
 懸案だった奈良県の吉野に行ってきた 「旅と写真好き」の私としてはやや遅きに失した感があるが、今回やっと実現した 京都、奈良の世界遺産巡りを終了して、やはり世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に向いたからだ すでに高野山は何度も訪れ、熊野古道はほんの一部のみを見て、今回の「春の吉野」である

 奈良県吉野といえば「日本桜百選」で知られる桜の名所である しかし此処は「百選」に入れるにはあまりにも立派すぎる まず歴史が違う、そして山のスケールと桜の風格である

 「桜」と言えば日本全国、江戸期からの「染井吉野」が有名であるが、此処本場吉野はシロヤマザクラである 染井吉野より色も濃く、凛とした気品がある それが3万本もあるし、加えて山桜や八重桜も半端な数ではない またその歴史も長い 

 歴史は言わずもがな、後醍醐天皇の南朝御所の存在である また此処には楠木正成、豊臣秀吉、源義経と静御前など有名人物が続々と登場する

 寺社もスケールも大きいし数も多い まず世界遺産の金峯山寺である 此処は古い山岳宗教修験道の大本山である 伽藍も立派である 次に神社である 後醍醐天皇縁の吉水神社、吉野水分神社、金峯神社などがある 他の高野、熊野地区と合わせると数もスケールもスゴイ

 それはともかく、上の写真である 山全体が春と言えるような景色は筆舌に尽くしがたい高野はまず見て感じたいものである

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