四国霊場第80番國分寺の幼松2013年11月14日 20時56分26秒

親松の根から生えた幼い松
 写真は四国霊場第80番國分寺の境内にある松の根から生えた幼い小さな松である だが生きている木からその幼木が生えるのは決して珍しくはない
 
 九州の屋久島でも寿命を終え倒れた大杉の幹から小さな杉の木が育っていた いずれは親の養分を吸って大きくなり、代替わりをするのであろう 健気に懸命に大きくなろうとしているその幼木を応援したい気持ちになっていた

野良猫の夫婦?2013年11月15日 13時06分30秒

岡山県玉野市「道の駅深山公園」の野良猫
 全国展開の国交省管轄「道の駅」の一つ、岡山県玉野市の「深山公園」である この道の駅は県内では人気が高く、県南各地から車が集まる 私たちは世界を旅しているが、「道の駅」は珍しくお役所のヒットである ドイツ・アウトバーンのレストエリアよりも一部を除いて「進化」している

 まずは「産直市」:地元の漁協の婦人部が朝に揚がったばかりの鮮魚を売っている そして「英国ガーデン」:小規模ながらイギリスにいる感覚が味わえる そして最も魅力的なのは道の駅奥にある小さな池、ここには住み着いた水鳥だけでなくたくさんの漂鳥が立ち寄る

 それを知っている人たちは家からパンクズや野菜クズを持ち寄る 子どもはそれを放り投げて喜んでいる 鳥たちも大喜びだが人間も大変癒されている

 そういう場所の奥には広場や多くの池や散歩道がある 散歩道は木々に囲まれ親子連れや老夫婦、自転車の子どもたちが見かけられる

 ところがなぜか道々たくさんの猫たちが現れる 人間の姿を見ても逃げもしないし向かっても来ない 自然体である 人間の都合で捨てられた猫とその子孫であろうか

 写真の猫はカップルだが兄弟か夫婦かは分からない もし夫婦だとすればどちらが夫でどちらが妻だろうか 色から言うと黒がオスのようだが、態度から見ると右が旦那のように見える 皆さんのご意見は如何?

弘法大師に後光が射す2013年11月22日 15時41分00秒

弘法大師に後光が射す光景
 私たちの「四国霊場歩き遍路」も終わりが近づきつつある 「区切り打ち」の今回は第84・85番の屋島寺と八栗寺である 残りはあと三ヶ寺になった

 屋島はご存じ「源平屋島合戦」の舞台である 屋島寺はその頂上部にある そこから歩いて八栗寺に向かう 「合戦場」を横目に見ながら五剣山を目指す 頂上部の大岩真下に八栗寺がある

 その八栗寺は視界が素晴らしい場所である 高松市も屋島も壇ノ浦古戦場も見渡せる 私たちが行ったのは午後も遅めの時間、陽光は西に傾いていた そういう瞬間の写真がこれである

 寺の「お迎え大師像」の向こうに天空から光が射し込んだ 弘法大師は歴史上大切な人物で、四国では大変有り難い僧である その真上から光が射したのである 思わずシャッターを切った そういう写真である

 →内部リンク:四国霊場歩き遍路の旅・八栗寺
   http://konotabi.com/HenroShikoku88/Henro20/top.htm#No85

岡山県新見美術館の紅葉2013年11月30日 22時18分46秒

新見美術館の秋
 岡山県北の高梁市成羽美術館のエミール・ガレとドーム兄弟のガラス展を見た後、車を飛ばして新見美術館の特別展を見に行った 上村松園、横山大観、伊東深水らの小品展である

 地方の小振りな美術館ではあるが、時に魅力的な特別展をやってくれる 此処は通常、富岡鉄齋の優れた作品が展示されている

 美術館下の庭園部は小振りだがなかなか素敵なお庭である そこの紅葉終わりかけの光景である


 →内部リンク:「新見美術館の秋」
  http://konotabi.com/photo2013/JPNOKJNiimiMuseum/top.htm