変わりつつあるニセコ・スキーエリア ― 2014年02月24日 23時57分28秒
写真は北海道のニセコスキー場のニセコヴィレッジ(旧東山)コースです 毎年のように滑りに来る「ニセコ」もかれこれ二十数年になります その間に色んなことが変わりました
最初の頃は同じヒラフコースでも場所がはずれると、リフトが別会社の管理になり別のリフト券が必要でした 今はそういうことはありませんし、「全山券」であればすべてのコースが滑れます
当時はアンヌプリコース下に元気だった日航のホテルがありました 隣の東山コース(現ニセコヴィレッジ・コース)はこれまた元気だったプリンスホテルの支配下にあり、本館と新館がありました 現在は両方ともそれぞれ明治海運グループとヒルトンホテルグループの経営になっています
また最初はなかった「花園エリア」も新しくでき、ボーダーを中心に若い人たちが滑っています ここも現在はオーナーが香港資本のレゾートになっています 館内のアナウンスも中国語、英語が入っています
最初の頃は老舗ヒラフコース下付近には多くの民宿風山荘や個人経営のロッジがありました この頃は宿の予約を取るのも大変でした のちにペンションも増えました ところが、スキーブームが終わると「閑古鳥」が鳴き始め、個人経営の宿は経営を止め、国内大資本やオーストラリアなどの資本に譲渡するようになりました 私が「愛用」した山荘も消滅しました
客もオーストラリア人がゲレンデに溢れ出しました レストランやスキー場内のレストハウスも日本語に英語を併記するようになりました やがて韓国人や中国人も増えだしアジア人も多くなりました
今はやはりオーストラリア人が個人、団体も含めて重要な地位を占めていますが、昨今は国際情勢の変化で中国本土人、韓国人が大幅に少なくなった感じがします 反対に香港人、台湾人、そして東南アジアの人がたくさんいるような気がします さらに時々ロシア語が聞こえてきます
以前、あるロシア人に訊いたことがあります・・・・
「ロシアも今は冬なのになぜわざわざ日本に来るのか?」
「私はシベリアだがスキー場が小さいし良いコースがないのだ」
「カムチャツカ半島にスキー場があると聞いたが・・?」
「あそこは寒くて氷ばかりでスキーしても楽しくないのだ」
「日本に来るには時間もお金もかかるが・・?」
「それでもニセコは気に入っている 良い雪で滑りたい 食べ物も旨い」
・・・・こういうお話でした
平日のニセコは外国人ばかりです 彼らは本国でも箸は使っているらしく、「玉子丼」や「月見うどん」や「カレーライス」をすべて箸で上手に食べています フォークやスプーンではありません 日本食は「ヘルシーフード」でも知られ、外国人にも好評です
ここで話は二週間前に行った信州の野沢温泉スキー場に変わります
リフトの上で若いオーストラリア人カップルと話しました・・・・
「なぜ日本でいちばん有名なスキー場に行かなかったの?」
「初めて日本に来たが、たまたま本に載っていたのでここに来た」
「近くに白馬八方と志賀高原というメジャーなスキー場がある 次はそこが良いよ」
「知らなかった いろいろ情報有り難う」
「初めての日本の感想はどうか?」
「雪も良いし、食べ物も旨い 日本人も親切だ 日本が好きだ」
「それを聞いて嬉しい 私も貴国に何度も行ったが大好きだ・・」
外国人たちはおしなべて「ニセコの雪が良い」「日本食は美味しい」「日本人は親切」「温泉が好きになった」・・と褒めるのです お陰で地元も潤うし、日本に外貨も入ってきます 彼らは大切なお客様です きっとリピーターになるし、次は家族や友人も連れてくるでしょう
もともと自己宣伝が下手で苦手な日本(人)ですが、これは良い方向に向かいそうです いずれ「東京オリンピック」が開かれます 今後、英語表記や他言語表記を増やし、交通機関の連携をすすめ、宿泊施設、社会資本を充実させてゆくことは肝要です
また各国語による案内図、マップ、観光ガイドなども大量に必要でしょう さらに外国語を話す人が増えれば言うことはないでしょう 最後は人間同士の交流ですから・・・・
→内部リンク:「ニセコ・ユナイテッド・スキーエリア」
http://konotabi.com/photo2014/JPNNisekoSki/top.htm
最初の頃は同じヒラフコースでも場所がはずれると、リフトが別会社の管理になり別のリフト券が必要でした 今はそういうことはありませんし、「全山券」であればすべてのコースが滑れます
当時はアンヌプリコース下に元気だった日航のホテルがありました 隣の東山コース(現ニセコヴィレッジ・コース)はこれまた元気だったプリンスホテルの支配下にあり、本館と新館がありました 現在は両方ともそれぞれ明治海運グループとヒルトンホテルグループの経営になっています
また最初はなかった「花園エリア」も新しくでき、ボーダーを中心に若い人たちが滑っています ここも現在はオーナーが香港資本のレゾートになっています 館内のアナウンスも中国語、英語が入っています
最初の頃は老舗ヒラフコース下付近には多くの民宿風山荘や個人経営のロッジがありました この頃は宿の予約を取るのも大変でした のちにペンションも増えました ところが、スキーブームが終わると「閑古鳥」が鳴き始め、個人経営の宿は経営を止め、国内大資本やオーストラリアなどの資本に譲渡するようになりました 私が「愛用」した山荘も消滅しました
客もオーストラリア人がゲレンデに溢れ出しました レストランやスキー場内のレストハウスも日本語に英語を併記するようになりました やがて韓国人や中国人も増えだしアジア人も多くなりました
今はやはりオーストラリア人が個人、団体も含めて重要な地位を占めていますが、昨今は国際情勢の変化で中国本土人、韓国人が大幅に少なくなった感じがします 反対に香港人、台湾人、そして東南アジアの人がたくさんいるような気がします さらに時々ロシア語が聞こえてきます
以前、あるロシア人に訊いたことがあります・・・・
「ロシアも今は冬なのになぜわざわざ日本に来るのか?」
「私はシベリアだがスキー場が小さいし良いコースがないのだ」
「カムチャツカ半島にスキー場があると聞いたが・・?」
「あそこは寒くて氷ばかりでスキーしても楽しくないのだ」
「日本に来るには時間もお金もかかるが・・?」
「それでもニセコは気に入っている 良い雪で滑りたい 食べ物も旨い」
・・・・こういうお話でした
平日のニセコは外国人ばかりです 彼らは本国でも箸は使っているらしく、「玉子丼」や「月見うどん」や「カレーライス」をすべて箸で上手に食べています フォークやスプーンではありません 日本食は「ヘルシーフード」でも知られ、外国人にも好評です
ここで話は二週間前に行った信州の野沢温泉スキー場に変わります
リフトの上で若いオーストラリア人カップルと話しました・・・・
「なぜ日本でいちばん有名なスキー場に行かなかったの?」
「初めて日本に来たが、たまたま本に載っていたのでここに来た」
「近くに白馬八方と志賀高原というメジャーなスキー場がある 次はそこが良いよ」
「知らなかった いろいろ情報有り難う」
「初めての日本の感想はどうか?」
「雪も良いし、食べ物も旨い 日本人も親切だ 日本が好きだ」
「それを聞いて嬉しい 私も貴国に何度も行ったが大好きだ・・」
外国人たちはおしなべて「ニセコの雪が良い」「日本食は美味しい」「日本人は親切」「温泉が好きになった」・・と褒めるのです お陰で地元も潤うし、日本に外貨も入ってきます 彼らは大切なお客様です きっとリピーターになるし、次は家族や友人も連れてくるでしょう
もともと自己宣伝が下手で苦手な日本(人)ですが、これは良い方向に向かいそうです いずれ「東京オリンピック」が開かれます 今後、英語表記や他言語表記を増やし、交通機関の連携をすすめ、宿泊施設、社会資本を充実させてゆくことは肝要です
また各国語による案内図、マップ、観光ガイドなども大量に必要でしょう さらに外国語を話す人が増えれば言うことはないでしょう 最後は人間同士の交流ですから・・・・
→内部リンク:「ニセコ・ユナイテッド・スキーエリア」
http://konotabi.com/photo2014/JPNNisekoSki/top.htm
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