ヴァティカンの聖人・フランスの守護神ジャンヌ・ダルク2014年06月14日 22時14分44秒

パリのジャンヌ・ダルク像
 写真はパリのルーブル美術館近くにあるジャンヌ・ダルクの像である 金色に塗られた像は甲冑を身にまとい意気揚々と前を向いている ロアール川流域のオルレアンの町にも彼女が滞在した家とともに大きな騎馬像が町中にあった 

 世界に多くある銅像はほとんどが男性で、女性はキュリー夫人、マリア・テレサなどわずかで、我が国でも山内一豊の妻など少数である しかもフランスではこの「オルレアンの少女」ジャンヌ・ダルク像や絵画は数え切れないほど存在する 特にノルマンディー、パリを含むイルドフランスの北フランス一帯ではどこの聖堂、教会にも彼女の像がある

 私たち日本人のほとんどは「フランスの片田舎ドン・レミ村で生まれた娘がイギリスに攻められたフランスを救うため国王と会い、軍を率い活躍したが、捕らえられて売り渡され、宗教裁判にかけられたあげく、火炙りの刑に処せられた」くらいしか知らないことが多い

 この国を旅行すると分かるが、彼女はただの「愛国少女」ではなかった まず各地の街角に騎馬像があったり、教会内には彼女の像、彼女の絵や彼女のチャペル(礼拝堂)がまずある あの世界遺産パリのノートルダム大聖堂にも大きな祈る像がある

 それらの説明では「イギリスとの百年戦争で我がフランスを救った英雄、フランスだけでなくカトリックの大聖人、フランスの守護神の一人」と最大級の賛辞、表現をしている それほどフランスの偉人、大恩人なのである しかし今回の旅で多くのフランス人にあったが、彼らの話を聞くのを忘れていた

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