ニュージーランドの飛べない鳥、ウェカ ― 2015年05月02日 00時06分28秒
ニュージーランドの世界遺産、ミルフォード・トラックを歩いたことは前回書きました そのトレッキングの中で心に残ったことがいくつかありました
ひとつはこの国の「自然保護」の姿勢です 「自然保護なら日本でもやっている」と言われそうですが、その姿勢がかなり徹底しているのです
例えば固有種の保護です この国でも歴史的には「愚かな人間の行為」によって、固有の動植物が滅びたり大幅に減少しました それはもっとも最後にやってきたヨーロッパ系白人が犬、猫、羊など元々居なかった動物を持ち込んだことです
それらが固有種を大いに減らしました もともと天敵の少なかったこの土地の動物、特に鳥は進化の途中で飛べなくなったり、他の動物を恐れなくなったりしていました
だから彼らは人間が住むようになってからは急激に減ってゆきました やっと現代になって「固有の動植物の保護」が叫ばれるようになりました 今までの代わりといっては何ですが、結構厳しめに実行されるようになりました
まずは「天敵」である動物の駆除です 方法は罠と毒餌です これで殺された動物は多数に上ります それでも今なお継続的に実行されています トレッキング径にも「毒を撒いている 毒餌に触るな、この一帯の動物は食べるな、動物の死体に触るな 犬が食べると死ぬ」などという警告が掲示されています
いちばん保護されるべきはいわゆる「ブルーダック」といわれる鳥で、国全体で1000対(番)以下だといわれます それで今なお「絶滅危惧種」に指定されています 最近は人に見られることは少なくなりました
そういう中でまだ比較的数が多いのが写真の飛べない鳥です ウエカ(ニュージーランド・クイナ)といいます 山野に生息し、私たちのトレッキング径にも出没し、人間の傍までやってきて靴が掘った後の土の虫を食べます まったく人を恐れません そういう鳥がミルフォードには他にもいっぱい居ます
(参考内部リンク)「毒に注意!」
http://konotabi.com/NZMilfordsoundTour2015/top.html#poison
ひとつはこの国の「自然保護」の姿勢です 「自然保護なら日本でもやっている」と言われそうですが、その姿勢がかなり徹底しているのです
例えば固有種の保護です この国でも歴史的には「愚かな人間の行為」によって、固有の動植物が滅びたり大幅に減少しました それはもっとも最後にやってきたヨーロッパ系白人が犬、猫、羊など元々居なかった動物を持ち込んだことです
それらが固有種を大いに減らしました もともと天敵の少なかったこの土地の動物、特に鳥は進化の途中で飛べなくなったり、他の動物を恐れなくなったりしていました
だから彼らは人間が住むようになってからは急激に減ってゆきました やっと現代になって「固有の動植物の保護」が叫ばれるようになりました 今までの代わりといっては何ですが、結構厳しめに実行されるようになりました
まずは「天敵」である動物の駆除です 方法は罠と毒餌です これで殺された動物は多数に上ります それでも今なお継続的に実行されています トレッキング径にも「毒を撒いている 毒餌に触るな、この一帯の動物は食べるな、動物の死体に触るな 犬が食べると死ぬ」などという警告が掲示されています
いちばん保護されるべきはいわゆる「ブルーダック」といわれる鳥で、国全体で1000対(番)以下だといわれます それで今なお「絶滅危惧種」に指定されています 最近は人に見られることは少なくなりました
そういう中でまだ比較的数が多いのが写真の飛べない鳥です ウエカ(ニュージーランド・クイナ)といいます 山野に生息し、私たちのトレッキング径にも出没し、人間の傍までやってきて靴が掘った後の土の虫を食べます まったく人を恐れません そういう鳥がミルフォードには他にもいっぱい居ます
(参考内部リンク)「毒に注意!」
http://konotabi.com/NZMilfordsoundTour2015/top.html#poison
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。