「もっとも危険な国宝」三徳山投入堂2015年10月23日 22時04分53秒

もっとも危険な国宝、三徳山三佛寺投入堂
 数年前からの懸案であった鳥取県の「もっとも危険な国宝」といわれる三徳山三佛寺の投入堂に登ってきた わざわざ「登ってきた」というのはそこがよじ登るような場所であったからである ご存じかも知れないが、最近では「日本遺産」第一号に認定された場所である

 遡ること数年前、私たち夫婦は「四国歩き遍路」を4年かけて完歩した 四国の山間地、市街地に散在する寺院八十八ヵ所を巡り巡った その距離は約1100km、雨風にも暑さ寒さにも悩まされた そこには「遍路転がし」ともいわれる「お遍路さん」泣かせの場所も多々あった

 それでも今回のようにたった往復2時間で距離は短いとはいえ、腕力も使って斜面をよじ登ったのは初めての経験であった その平安末期に建立された「投入堂」は山岳宗教(修験道)役行者ゆかりの修行の場である急峻な山の崖下に静かにおわしていた 辺りの空気も何となく違っていた 「此処まで来て良かった」と感じられた 

 仙台から来たという私たちより少し年上のご夫婦の奥様はしみじみ「長い間来たかった場所です やっと来ました」と仰った 去り難い様子だった そういう場所の写真である

(内部リンク)「日本遺産・三徳山三佛寺・投入堂」
 http://konotabi.com/Photo2015/2015JPNMatsueEnglishGarden/top.html

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