真田氏の城・松代城(海津城)と町はいい雰囲気である2016年02月23日 21時58分22秒

真田のもう一つの城、松代城
 今NHK大河ドラマ「真田丸」の人気が高まっている 最近のNHKドラマとしては珍しく「戦国時代」が舞台で動きも早く、何より達者な役者を使い、さらに三谷の脚本がとにかくおもしろいのだ あの草刈正雄がまたうまい!「吉田松陰」は飛んでしまう

 前置きはさておき、このたび「信州スキー」の合間に松代に立ち寄った あの真田信幸(信之・信繁「幸村」の兄)が上田城から移封されて以後、明治まで真田家はしぶとく生き残った 「さぞや大河ドラマの真っ最中、人が溢れているだろう」と思いきや、冬の平日で薄ら寒い日のことで観光客は疎らであった 写真を撮る私には「渡りに船」であったが、やや拍子抜けもした

 歩くと町のあちこちに「真田六文銭」の旗がはためいている この町(長野市松代町)は真田無くしては存在し得ない感がある 全体にタイムマシーンで遡ったような雰囲気があり、名所旧跡の保存整備もしっかりしている 城も真田館も文武学校も想像力があれば雰囲気に浸れる

 「真田館」の受付嬢(元?)に尋ねると、「二人のようさんが撮影に来ました」という 信之(信幸)役の大泉洋と正室役の吉田羊だそうだ 写真を撮っていったという ただ「ここではまだNHKの撮影本隊は来ていません」という 「なぜこんなに観光客が少ないのか?」と訊くと、「上田城に客を取られています なにせ大きな城ですから・・」と仰った

 私も以前に上田城に写真を撮りに行ったが、なるほど城の構えも大きく縄張りも広い さらにあの真田昌幸が圧倒的に少ない兵で徳川秀忠の大軍を打ち負かした事実がある おかげで秀忠は関ヶ原に間に合わなかった 真田側から言うと「してやったり!」だ だから「真田といえば上田城」となるのも無理はない

 それでも徳川方について真田という家を最後まで「守りきった」兄も評価されるべきであろうか 負け戦に華々しく戦って、散って名を残すのよりも遙かに難しいことである 今は上田に負けている長野市もこれからもっと宣伝すべきであろうか? フレフレ長野!

>内部リンク「松代城」
  http://konotabi.com/Photo2016/JPNMatsusirojoCastle/top.html
>内部リンク「上田城」
  http://konotabi.com/PhotoAlbum3/2012JPNUedajo/top.htm

20年ぶりのツェルマットとマッターホルン(スイス)2016年02月23日 23時39分35秒

世界の名峰・スイス・マッターホルン
 本当に久々にツェルマットを訪れた たぶん前回は1995年頃であったであろう その頃はまだネットもホープページ(HP)もやっていなかった 私が自分のHPを始めたのが2000年の冬、その頃初めてデジタルカメラを買った 今考えるととんでもない低性能のデジタルカメラだった

 それまでに、仕事でいたアフリカからヨーロッパにはちょくちょく行っていた スイスも何度か行ったが、後になっていざHPに載せる写真というとアナログ写真ばかりであった そのため「あのマッターホルンのデジタル写真をHPに載せる」というのが長年の懸案であった

 前置きが長くなったが、とうとう今回スキーでツェルマットに行った もちろんスキーも堪能したが、「あのマッターホルンの写真が撮れた」という満足でいっぱいである 写真に興味ない人からいうと「くだらないこだわり」であろうか

 町は以前より開けた感じだが、ガソリン・ディーゼル車は禁止ーというコンセプトは変わっていなかった 電気自動車と馬車が町を走りまくる あくまで「自然保護」が大切という姿勢だ 日本人も見習いたいところだ

 さてそういう長年の思いで撮った写真がいくらかある 上手くはないが興味のある方はどうぞご覧いただきたい

 >内部リンク:2016年のマッターホルンの写真
   http://konotabi.com/Photo2016/SwissZermattSkiarea/top.html
   http://konotabi.com/Photo2016/SwissZermattSkiarea2/top.html
   http://konotabi.com/Photo2016/SwissZermattSkiarea3/top.html
 
 >参考内部リンク:1984年のマッターホルンの写真
   http://konotabi.com/photoalbum/CH1984zermatt/zermatt.htm

大氷河を見ながら滑るスキーエリア・ザースフェー2016年02月24日 20時08分25秒

スイス・ザースフェー・スキーエリアの氷河末端部
 久々にスイスのツェルマットのスキーエリアに行ったことはすでに書いた そのツアーのオプションが近隣のザース・フェーへのエクスカーションである もちろん別料金である

 マッターホルンを見ながら滑るツェルマットではすでに大氷河の上を滑った このエリアは全体的にはかなり小振りだが、町に迫る氷河の姿を見ながら滑ることができるという 期待して向かった

 このザース・フェーの町もツェルマット同様「ガソリン自動車等は禁止」で、町の外でバスから降ろされ板を担いでしばらく歩いた それで近づいてくる氷河が見えているので視覚的にはよかった

 だが当日は強風のため最上部のゴンドラが停止だという 結局もっともおいしいエリアには行けず滑れずで魅力は半減であった それでも日本では見られない氷河末端部を間近に見られたことは収穫であった

>内部リンク:「氷河を見ながら滑るザース・フェーのスキーエリア」
  http://konotabi.com/Photo2016/SwissSaas-FeeSkiarea/top.html