カナダ・スキーツアーでの話2016年12月31日 21時08分46秒

カナダ・バンフ・サンシャインスキーエリア
 今月は「初滑り」ということでカナダ・スキーに行ってきた カナダといえども12月の半ばで積雪は多くはない 100~150cmというところであろうか コースの真ん中に木の小枝が出てはいたが、滑るのに支障はなかった まあシーズン初めとしては満足であった

 そういうツアー仲間の中に私より少々年上の方がおられた 私同様、単独参加なのでお話しすることが多かった 

私:ウチはカミさんが「バンフは寒いし、ホテルからスキー場が遠いから行きたくない」といって来ませんでした お宅も同じですか?

彼:いや、ウチはカミさんがいないんです

私:残念ですね ご病気か何かで・・?

彼:いや、スキー場で死にました

 スキー場での死は事故死に通じる
とんでもないことを訊いてしまった・・と後悔した

彼:私は山を歩くのですが、スキーは上手くはなかったのです
カミさんはスキーが上手で私が彼女に習っていたのです 国内のあるスキー場で滑っていたら、若いスキー選手の卵がぶつかってきたのです 彼女は吹っ飛びました 救急も呼びましたが、頭を打ったまま意識が戻らず15分後に亡くなりました・・

彼は突然、愛する妻の死を目の当たりにしてしまったのだ

私:すみません 辛いことを思い出させてしまって・・・
  長い間落ち込んでしまったのでは・・?

彼:亡くなってから3年経ちますが、わたしもかなり長く落ち込んで無気力でした しばらくはスキーも止めていました 何とか最近やっと前を向いていますが、ウチの子どもはまだ立ち直れていません

私:それでもスキーツアーに参加されたのですね

彼:カミさんが生きていたら、一緒に滑っていたかと思って参加しました
  彼女もそれを願っていると思います・・

私:奥さんの写真が胸に入っているのですか?

彼:いえ、背中のバッグに位牌が入っています 一緒に滑っています

聞くもつらい話であった 奥様のご冥福を祈らずにはいられなかった

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