白黒をつけよう!2014年03月05日 15時47分19秒

川中の川鵜と白鷺
 ここは岡山県の三大河川の一つ、吉井川の支流吉野川、そのまた支流の河合川です 川の土手道を走っていると川中に鳥がいました 白鷺と川鵜です 場所は美作市、近くに自動車レースで知られる「英田サーキット」があります

 なにやら鳥たちは向かい合っています 種を越えた対話か?それともタイマンか? 話し合いか?それとも睨み合いか? でも声も出さず静かなものです ここからは人間の勝手な想像です 

 もし対話ならこうです
「最近は魚が少なくなって困ったことじゃなあ」
「わしらの仲間は人間と一緒に魚取って生計たてとるモンもおるし・・・」
「ほんにほんに こうしてみても魚の影が見えんわ」
「わしらも今日は一匹しか食べてない また場所でも変えて探してみるかなあ・・」
「探すのはわしはシロウトじゃが、お前らはクロウトじゃもんな」

 また喧嘩ならこうです
「最近魚が減った思うとったらお前が取っとんたんか?」
「なにを!誰が取ろうと自由だろうが!川は誰の物でもないわ!」
「オイ、余所へ行ってもらおうか!ここらはわしらのシマじゃけぇ」
「やるんか?!白黒をつけようか?」
「もうついとるわ!お前が白でわしらが黒じゃ!」
「何のこっちゃ?!」

 しかしどちらも違っていたようです
私がカメラを持って近づくと、みんな静かに飛び立っていきました
・・・・・オシマイ

備中国分寺春爛漫2014年03月25日 23時44分13秒

備中国分寺
 ここは岡山県総社市にある「備中国分寺」である しかしここは奈良朝聖武期造営のものでなく、永らく廃寺になっていた寺を江戸期宝永年間に再建したものである

 したがって、写真の五重塔もその姿でわかるように江戸時代のものである それでも日本史で重要な位置にある「吉備の国」の中心部にある物で、岡山県民にとっては大切な歴史的遺物である

 岡山市郊外西の田園地帯に位置するこの塔は姿かたちも美しく、この地のランドマークともなり、四季を通じて訪れる人も多い 近隣の学校の遠足や校外学習の様子も多々見て取れる そういう寺の春景色である

内部リンク:「吉備国春景」;
  http://konotabi.com/photo2014/JPNOKJKokubunjiMarch/top.html