姿のすてきな信州青木村の三重塔2024年02月11日 16時52分03秒

信州 青木村 大法寺 三重塔
 過日、四年ぶりに信州白馬のスキーエリアで滑った 長い間滑っていないため、案の定滑りはガタガタだったが、滑られた嬉しさが先行した ところが天気の方が望み通りとはいかず、スキーは休日を決めざるを得なかった日もあった
 
 さて筆者も齢重ねるごとに寺社に関心が増してきた 特に仏塔はそれぞれが歴史を持ち形も個性が表れ味があるものだ
 
 近年撮りためた「国宝三重塔」巡りが完成しつつある なのでこの休日を利用して長野県青木村にある「国宝 大法寺 三重塔」を見に行った

 山を越え峠を越え素朴な青木村の大法寺に着いた ここの三重塔は鎌倉時代の作で屋根の形も美しい 今まで見た塔も概して平安、鎌倉、室町期のものは美しいものが多い 雪の残る周辺を歩き回ってこの写真を撮った

 これで全国の国宝三重塔13塔のうち12塔が終了した 残るは福井県小浜市の明通寺だけである これも春には完結したいものである

 興味のある方にはそれらをみて頂けたら嬉しい
(内部リンク) 国宝の三重塔集
   http://konotabi.com/ThreeStoriedPagodaNT/top.html

岡山県最古の仏塔(長福寺三重塔)2024年02月17日 20時59分03秒

岡山県下最古の長福寺三重塔
 最近、仏塔(五重塔・三重塔・多宝塔)に凝っている
もちろん研究ではなく撮り歩きである このたびやっと岡山県内の仏塔が完結した

 写真は鎌倉時代の長福寺三重塔である これでも最古である
岡山県北ともいえる美作市の山あいにある国重文の塔である

 奈良、京都ならば飛鳥・奈良・平安期の古塔、名塔があふれる
とくに京都の醍醐寺、奈良の法隆寺、室生寺のものは秀逸である

 それらも撮りためてはいるが、まずは地元からと端から撮り終えた
なかでも岡山では五重塔は備中国分寺のものひとつである それでも吉備路のシンボルである

 よかったら下に県内全部の塔写真があるので見ていただけたら嬉しい

(内部リンク)岡山県下の全仏塔
http://konotabi.com/Photo2022/JPNOKJOkayamaButto/top.html

アウシュヴィッツとパレスティナ・ガザ2024年02月22日 15時41分04秒

「アウシュヴィッツ収容所」を訪れたユダヤ人の学生グループ
 最近パレスティナ・ガザ地区に関する報道がかしましい ほぼ毎日のようにガザ地区の無辜の民、市民が殺される画像や事柄が報道される それを見ても心が痛くなる 女性、幼児、老人の痛ましい姿は「これをするのが同じ人間か!?」と思う

 世界からあれだけの非難、抗議を受けてもユダヤ人の国家イスラエルは侵略、殺戮をやめない どこまですれば攻撃は止むのだろうか?

 かなり前のことだが、私はリュックを背に汽車を乗り継いでポーランドの「アウシュヴィッツ強制収容所」を訪れたことがあった 内部の施設や展示、ガス室、絞首台などつぶさに見て回った それはそれまで見た、聞いた、読んだ事柄以上にショッキングであった

 狂気のナチスの仕業とはいえ、こんなことができる人間は罪深い 今では博物館になっているこの収容所を出たときは頭がボーとしていた いちばん殺されたのはユダヤ人であったが、他にもジプシー、社会主義者、パルチザン、スラブ人などなど数限りなかった

 自分たちの気に入らない人間は皆殺し・・・というのは戦後80年が過ぎた現代でもかぎりない 海外ニュースを見てもそんなことばかりである
 
 とくにナチスの迫害の最大の被害者であったユダヤ人が自分たちがされたことをそのままやっている それが「彼らの正義」なのであろうか?

 「汝の敵を愛せ」とまでは言わなくても、「隣人とは仲良く」できないユダヤ人がある意味憐れである 殺せば殺すほど平和は遠のき、永遠に恨みは増し続いてゆく 神も仏もない世が悲しい

 よかったら・・・
 (内部関係リンク)「アウシュヴィッツ収容所」
http://konotabi.com/auschwitz/toppage.htm