何故できない日本の空港?!2012年05月09日 19時18分55秒

インチョン空港の「李朝王族」パレード
 私は日本のエアラインを応援している できたら使いたいが、どうしても安い航空券を使ってしまうのは致し方ない 同じ値段なら日本の航空会社を使うのだが、ネットで探すと値段で完全に負けている

 日本のANAはCAさんのサーヴィスも悪くはない だからANAのマイレージカードも出来るだけ使える状況にしている そして外国航空会社を使う場合でも、ANAのグループ「スターアライアンス」の会社を使っている

 だがそれでも大韓航空を始めとする韓国系は安いうえ、日本の地方空港に細かく入り込み、集客してハブ空港の仁川(インチョン)空港に送り込む そして乗り換えてアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地に行けるように計っている

 その際の戦略がすごい 一、二時間では乗り換えさせずにもう少し長く空港に居させるのだ そうすれば客は空港内で買い物をしたり、レストランに入らざるを得ない 必然的にお金を使ってしまう 商品の種類も多い

 すごいのはその先だ どの店でも円で払うと円で細かいおつりが出てくる ユーロでも米ドルでもコインでその貨幣でおつりを呉れるのだ だから客は躊躇なく買い物が出来る

 皆さんもご存じのように、空港での乗り換え時間というものは長く感じるものだ そういう中で「韓国文化理解のための無料の体験コース」が作られている 「工芸品のまねごとづくり」ができる これの人気は高い

 更に写真のように「李王朝時代の王族パレード」が空港内を練り歩く これは外国人には人気だ 写真を撮りまくる者や「王族」と一緒に写真を撮る者などが多く歓声もあちこちで上がる

 わたしも成田や関空を利用することもあるが、こういったイヴェントは見たことがない 国交省や空港運営会社は何をしているのか?! いちじ「アジアのハブ空港」にしようにという声もあったが、韓国の戦略には全く歯が立っていない

 流石に最近改装された「羽田」は町屋などいろいろ工夫をしているようだが、いかんせん国内線が主力の空港で外国人の目には触れにくい 残念なことである 国家にコンセプトや戦略のない国には先がないような気がする インチョン空港を訪れるたびに思うことである

大韓航空、関空発ソウル便のランチ2012年05月08日 01時21分05秒

大韓航空のアッサリ系スシ昼食
 私は航空会社のマイレージカードをたくさん持っているが、特に使っているのは「スターアライアンス」グループの全日空カードと「スカイチーム」グループの大韓航空カードである

 今回のロシアツアーは「大韓航空利用」だったこともあってすぐに申し込んだ 以前は大韓航空は貯めたマイレージは「永久有効」だったので有り難かった 他の航空会社のマイレージはふつう「3年間で消滅」する

 しかし最近大韓航空は「マイレージは10年間まで有効」とダウングレードされた それでも2008年6月30日までに貯められたマイレージには有効期限はない-としている この有利な条件は利用者には有り難い

 さて写真の昼食だが短距離便だけにフツーである それでも「スシ大好き人間」の私には十分である スッキリ系のハイトビアーも付くしそのお代わりも出来る 写真右上のみそ汁もインスタントだが日本人にはウレシイ

 しかし大韓航空のウリはこれではない 国際便では国際的な賞をとった「ビビンバ定食」が必ず出てくる たいしてゴージャスな食事ではないが、運動しない機内ではこれで十分である

 CAさんのサーヴィスもアメリカ・カナダ・ヨーロッパ系航空会社のシラケル事務的なモノとは違う やはり航空会社はアジア系が素敵である

フランス人お遍路・エレーヌさん2012年05月02日 07時04分20秒

フランス人お遍路・エレーヌさん
 「ココニオニギリハナイデスカー?」 白いお遍路装束の女性が尋ねた 場所は高知県の「ヘンロ小屋佐賀第13号」があるレストハウスのカウンターである 幾分奇妙なイントネーションに思わず顔を見たら白人女性であった その瞬間私は「フランス人かな?」と思った

 今回の遍路でも外国人にあった どうも最近は外国人のお遍路が増えている感じである 前回は歩いている最中に早足の白人男性が追い抜く際に、「コレドウゾ」と私たちに飴を渡してさっさと行ってしまった

 その女性が私たちがいた敷地内の「ヘンロ小屋」に戻ってきた 疲れたような不満なような顔をしている 「どうしましたか?」と尋ねると、「ココニハスナックガアリマセン レストランシカアリマセン」 どうやらお昼を抜く雰囲気だ

 そこで私たちは持っていたスナック・バーを一袋渡した 彼女は一瞬嬉しそうな顔をして話し出した フランス人だという 彼女の日本語はアクセントはあるものの難しい単語も使えている 以前12年間日本にいたという 今はEUの仕事をしていると言った

 私が「長い休みが取れたのですか?」と訊くと、「三週間取れました それで日本に来ました」 フランス人が「ヴァカンス」といって夏に長い休みを取る習慣があるのは日本でもよく知られている だがそれは一般的な話で、年中通して長い休みが取れるということらしい

 彼女はこうも言った もっと若い時代は働き抜いた その結果、体を壊して入院もした ひと歳いった今では少し楽なポストを選んで働いている・・と 自分の生き方を通しているらしい

 それは彼女の巡礼の旅でわかる 西洋キリスト教世界で有名なスペインの「サンチアゴ・デ・コンポステーラ巡礼」を始めた フランス各都市から歩いてスペインの町を目指すのだ だが彼女は「まだ途中までしか行っていない」と言った

 そういう中で日本の大災害を知った 以前から日本の巡礼も知っていたので、この際「心を込めて日本のひとのために」巡礼をしようと思ったという そういう話には私はヨワイ ここまで思ってくれる外国人がいるのである

 休憩所の話が長くなったが彼女の話はまだつづく 彼女はインテリらしく言いたいことがたくさんあるようだ 日本語の表現が難しくなると英語やらフランス語が出てくる フランス語は母語だが他に英語、オランダ語、スペイン語、日本語他ができるらしい

 また大学で経済学を学んだ後、哲学や宗教学も勉強したらしい 時々仏教の難解な用語やお経の言葉が出てくる 普通の日本人以上に詳しいのは驚きだ 日本語はパリの外国語大学で習ったという 今回の訪問もただの「気まぐれ」で日本に来た人とは違う 思い入れがある

 しばらくは三人で一緒に歩いたが、驚いたことになんと彼女は足が速い 写真を撮りながらどんどん歩く 立派な藤花を見た後、「お先にどうぞ」と行って貰った 妻の足では追いつけないから・・ エレーヌさん、日本を愛してくれて有り難う! どうぞご無事な旅を! Au Revoir !

高知・中土佐町の民宿「源ちゃん」の夕食2012年05月01日 19時53分00秒

「民宿源ちゃん」の美味い活け造り
 数日前に「四国歩き遍路」から帰ってきた 私たちの遍路は「細切れ区切り歩き打ち遍路」である 妻は足が遅いうえ体力があまりない 結果的に回数が増えてゆくのである

 それはともかく、これまで泊まった宿の数も元気な「通し遍路」の方よりも多くなっている ここまでも心に残る宿がいくつかあった その一つが高知県中土佐町の「民宿源ちゃん」である 

 元々は古い木造の民家を改造して作った「漁業体験宿」が始まりである 当宿の女将の兄が本職の漁師の傍ら、長い時間をかけて改造した建物を別荘兼宿泊所として使ったことから始まる

 女将は元は和裁のプロであったが、昨年引退して方向転換した トラックドライヴァーであるご主人とともに「遍路の宿」もすることにしたのだ 大変仲のよい兄も近所に住んでいる その兄の助力で本気で宿経営を始めた

 兄は漁師なので客が来るとなると、おカズの魚を釣り上げてくる そして客の前で捌いて刺身や活け造りを作り上げる 跳ねていた魚を10分後に食べるのだから、美味くないわけがない 私たちの場合はヒラメの活け作りであった 身はこりこりして臭みもなく口に甘みが残る

 写真の料理はほんの一部分でまだまだ後に出てきた 確かに板長がつくる旅館の料理ほど洗練はしていない 強いて言うなら「漁師の手料理」である しかし家庭料理の手作りの暖かさも加えて食べがいがあり、女将の話とともに印象に残った 

 「近々、宿オリジナルのブログも娘の協力で作りたい」と仰られていた女将、翌朝も道案内も兼ねて数キロも見送ってくださった 出かける際「これはお接待です」とお握り・お菓子・お茶をそっと出してくださった 彼女の心遣いが嬉しかった

CSKAモスクワ・本田圭佑のマトリョーシカ2012年04月18日 09時04分31秒

CSKAモスクワ・本田圭佑のマトリョーシカ
 ロシアの旅で見つけたCESKモスクワ・本田圭佑のマトリョーシカである 土産物店の店頭である 傍にはロナウドのそれが並べられていた どちらが売られているかは想像が付く それにしても人形の本田の顔は完全にロシア人になっている 現在最も「白人らしい顔」であろうか

モスクワで貼られている本田圭佑のポスター2012年04月17日 22時01分01秒

ロシアに貼られている本田圭佑のポスター
 ロシアのツアーに行った たまたま行った土産店に貼ってあったポスターがCSKAモスクワの本田圭佑のそれである なかなか良いではないだろうか? 皆さんはどう思われますか?

花の絶えない遍路道沿いの地蔵仏2012年04月05日 19時12分22秒

高知県旧春野村の路傍の石仏
 遍路道をずっと歩いていると、様々な石仏に出会う 小さな可愛い仏さまから立派な石仏立像までが街道沿いにおわしている 風化し苔むしたものから明らかに肌に鑿跡が残る最近のものと思われるものまで様々である

 それでも共通のことがある それは人家のない田畑脇の地蔵も集落内の家屋の前の石仏にもきちんと花が供えられていることである それも枯れかけたり腐ったものはない 適当に水を換え適当に花を換えているのがよく分かる

 人々の信仰心、または仏への想いがよく現れている 生活の一部になっているのが偲ばれるのである 残念なことに、わたしの住む岡山県では町外れ、路傍にあるどの地蔵仏にも花があふれていることはまずない そういう意味では四国の人々の優しい心が感じられるのである

高知・長浜地区の津波避難塔2012年04月03日 21時08分16秒

高知市長浜地区の「津波避難塔」
 私たち「瀬戸内海沿岸生活人間」からいうと、四国歩き遍路は驚くことがたくさんある その一つが各市町村の「津波対策」である いわく沿道にある過去の安政期の「津波記念碑」、「昔ここまで津波が来ました」、多くの「海抜表示プレート」=「ここは海抜**mです もっと高い所に逃げましょう」とか「避難場所は50m向こうの**寺です」などの表示が街道に並ぶ

 歩いたのは四国四県でまだ徳島、高知両県だけだが、列車の車窓からも歩きの街道からも多くの「津波避難所」が見えてくる 標高の高い村落の寺社がその場所なのは当たり前だが、海岸沿いの低い標高の場所での「盛り土+コンクリート」もある

 写真の「津波避難塔」は有名な「桂浜」に近い高知市長浜地区のものだ 何と海抜数mにある完全な人工タワーである 足を止めてよく見ると壁にある海抜表示は一番上が14.5mである その上に約5m弱あるので15m未満の津波なら塔が倒れない限り何とか持ち堪えそうだ

 しかし問題がある 「2011・3/11東北大地震」の最大波高は約40m、これは各検潮所の測定器が破壊されたため確実ではないのだが、まず信頼できそうな数値である もしそうであればこの塔は全く役に立たない しかし入り口も屋上出口も締め切った場合、この塔に立てこもって小一時間 くらいは持ちそうだ 「無いよりはマシ」かもしれない

 あの2011年3月11日以来、私たちの遍路はいつもある種の「危機感」を持って歩いている 1、ポケットラジオをつけっぱなしで歩く 2、いつも近くの避難所を確認しながら歩く 3そこに入る道を考えながら歩く・・ということが「標準作業動作」になっている

 それでもこの写真の塔はインパクトが強かった まるで現代の「バベルの塔」である 本当に耐えられるかどうかは津波が来てみなければ分からない でも来て欲しくはない それでも地域の住民からいうと塔は「心の拠り所」であろうか

 残念ながら、瀬戸内海沿岸住民の津波に対する危機意識のなさ、行政の対策の遅れはいつの日にか暴露されるかもしれない 四国を歩くたびにそう感じる日々である

弘法大師の偉大さ2012年04月01日 20時13分07秒

高知・五台山の修行大師像
 一昨年から始めた妻の「四国歩き遍路」に付き添って88ヶ寺中36ヶ寺が終了した それにしても空海(弘法大師)はすごい 「弘法大師」は死後贈られた名前(追贈)なので彼自身は知らない名前だ

 一寺一寺歩くたびに寺境内の「修行大師像」が迎えてくれる 寺によって顔も姿も微妙に異なるが、「これが大師様」です-と言われると妙に納得してしまう 当時の写真があったならば真影は一つしかないが、奈良-平安期だけにこれは仕方がない

 そういう大昔の人間が現代の人間に偉大な影響を与えているのがすごいと思う 自動車遍路組とは異なって、「歩き遍路」組には何となく「連帯感」がある 旅行で例えると「個人旅行」と「ツアー」の差である おなじ道を歩き、同じ雨に遭い、同じ花や景色を見てきたいわば「同じ釜の飯を喰った」仲間である 自ずと話と情報交換に花が咲く

 「弘法大師」は雨の少ない地に大きなため池(満濃池)を作ったり、水のない所に湧き水をおこしたり、病気の人を直したり、まさにキリストやモーゼに匹敵する人物である 源義経や西郷隆盛など「国民的英雄」も死後も伝説や偉業が語り継がれる日本人も多いが、やはり空海は別格である

 この回を含み、遍路道を歩いていて多くの外国人、とくに白人に出会った 彼らは基本キリスト教徒のはずだが、宗教を越えてこのある意味「苦行」に参加する意味は何なのか? 彼らのほとんどは日本人以上に装束が基本形になっていて、しかも日本人以上に生き生きしていた

 四国では「遍路道を世界遺産に!」という運動も興っているが、現代人の心にそこまで生きている「弘法大師」の存在はいったい何なのだろうか? 何故何度も「遍路」を繰り返す人間が多いのか?(先達) これからも考えてみたい

高知県土佐市のちょっとイイ看板2012年03月27日 21時29分35秒

土佐市のちょっとイイ看板
 「区切り打ち」の四国歩き遍路に行って来た 4日間で2日は雨という嬉しくない天気であった それでも予定通り第36番青龍寺までを済ませることが出来た ここまでが約400kmで遍路全体が1100kmを越えていることを考えると、まだ1/3しか終わっていないのだ

 それはともかく、歩いているといろんな物や事が目に入ってくる 今回は高知県土佐市が道路のあちこちに掲示してある写真の看板である 「迷惑です!ふんを放置するなら犬を飼わない!! 犬のふんの放置は土佐市環境美化条例により処罰します」というものである

 「犬のふん」の問題は全国どこの町でも問題になっており、我が市も「犬のふんはちゃんと処理しましょう」などと掲示してある それでも何人に一人は知らないフリして糞を放置している なかには道具やふくろを「飾り」にもって散歩している者さえいる つまりフンを実際には処理しないのである 悪質である

 さて土佐市の「看板」であるが、「当然のことが出来ない人は犬を飼う資格がない」と言っているのだ 当たり前のことだが、そこまで言うのはやや爽快な感じである 「それでもフンを処理せず飼う人は罰金ですよ」と言うのも良い 日本では長い間「そこまで言わなくても・・しなくても・・」という道徳・倫理の問題にしてきた しかし外国ではもっとはっきりさせている 

 最近の日本では赤信号になってからも交差点に進入する車が多くなっている 大変危険である オーストラリアでは黄信号でも車はすぐに止まる 「オーストラリア人はマナーが素晴らしい!」と褒めると、「交差点にカメラが付いていて違反車はすぐに罰金が来るからさ」という それでもそれで交通マナーが良くなるのならそれで良い

 日本では運転中の携帯電話も車の窓の違反フィルム貼付も警察が取り締まっているのさえ見たことがない また駐車場の障害者スペースに掲示があるのに平然とパークする健常者の車も多い しかし町の中心部での「喫煙・歩きタバコ」などは厳しく指導したら明らかに減ってきた 事の善悪が分かっている場合、こういう類の物は厳しくしすぎると言うことはないのだ