英語圏でよく見かける看板、でも一字加えたい!!2013年07月30日 16時32分10秒

あちこちで見かけた「空き家、貸します」の看板
 今回の北部英国旅行でもよく見かけた看板(表示)である ふつうの他の英語圏でも見かける看板であるが、スコットランドでもよく目にした "To let"は文字通り「貸家」「空き部屋」とか言う意味で、要するに「お貸しします」という意味である

 ところが私はそれを見るたびに、"Toilet"に見えてならない 誰もそれがそうは見えないのだけれども、何故か私にはそう思われるのだ "To"と"let"の間にちょうど一字分のスペースがある それの間に"i"を入れれば"Toilet"になる

 そういうことで、いつも「夜中に全ての看板に一字を書き加えたい」衝動に駆られてしまう 朝、みんながそれを見て、「おお!」という顔をするのを想像してしまう いわゆる「愉快犯」である しかし私は絶対にそんなことはしない それは犯罪だし、「想像の世界」だから楽しいのである

とうとう庭のメロンを収穫することに・・!2012年08月31日 19時15分07秒

初めて作った我が家の最大のメロン
 前回書いた庭のメロンにとうとう「試練」が来ました 極度の暑さのためか、メロンと他の畑のカボチャの多くの地上茎が枯れてしまったのです
 
 「まだまだ大きく・・」とずっと意気込んでいましたが、意に反して収穫することになってしまいました 液肥も毎日与えていたのですが・・ 
 
 いちばん大きいメロン(写真上中央)は縦横径ほぼ16cm、重さはほぼ1.8kgです 大きさだけならスーパー店頭にある箱に入った贈答用メロンに匹敵しますが、完熟ではないので甘さが心配です

 しかしアマが初めて昨年の種から育てた物ですので、「まあ一応合格かな?」というところです これから数日熟させて食べますが、果たして甘さは如何に?というところです 味と食感の報告はまた後日に・・

穫れすぎたゴーヤはジュースに2012年07月31日 18時55分03秒

美味しいゴーヤ・ジュース
 昨年来のエコ・省電力の風潮は本年も盛んである 近所を見ても、スダレ、日除けスクリーンや「グリーン・カーテン」など涼しく生活する努力が見てとれる

 我が家も電球、蛍光灯からLEDや省エネルギー蛍光灯などに取り替えた また二十年以上使った古いエアコン二台をを省エネ型エアコンに換えた そしてグリーン・カーテンのゴーヤを南側窓部に二十本植えた

 窓越しに見る色は薄緑で目にも良い 毎日収穫するゴーヤは多すぎて、毎日のおかずの他にご近所に配ったりするが、それでも余ってくる そこでジューサーに黄色く熟れたゴーヤ、斑点の出たバナナを入れ、そして低脂肪乳を足して攪拌し、ジュースを作ってみた

 これは意外とイケた 若干の苦さは残るが、バナナの甘さと牛乳のまろやかさが飲みやすくしてくれる もっと甘いのが好きな人は少し蜂蜜を入れると良いだろう まずはお試しアレ!

種から育てたメロンに実がついて編み目が出だした2012年07月30日 14時53分42秒

種から育てた我が家のプランターメロン
 写真は我が家のプランターに植えたメロンの現在の姿である 昨年食べた後に残して置いた種を苗にして、植えたものだ 原価はゼロである 他には地植の株もいささかある

 メロンはデリケートで、葉と擦れ合っただけで表面に傷が付く そこで新聞紙で覆ってみた しばらくして開けたのがこの写真である 直径が10cm以上で、何とメロンらしい「網目」まで出始めた

 育て方も知らない「ど素人」が初めて育てた代物だから、ある日突然枯れてしまう・・ということもあり得る 毎日朝夕水をやり、身を吊ったり他の実を摘果したり丁寧に扱っている そういう実が今は10個足らずぶら下がっている

 だから妻は張り切って早朝から起きて手入れをしている 初年度は「どこまで大きくなるか」「本当に食べられるのか?」を楽しみに過ごすあついあつい毎日である

高知・中土佐町の民宿「源ちゃん」の夕食2012年05月01日 19時53分00秒

「民宿源ちゃん」の美味い活け造り
 数日前に「四国歩き遍路」から帰ってきた 私たちの遍路は「細切れ区切り歩き打ち遍路」である 妻は足が遅いうえ体力があまりない 結果的に回数が増えてゆくのである

 それはともかく、これまで泊まった宿の数も元気な「通し遍路」の方よりも多くなっている ここまでも心に残る宿がいくつかあった その一つが高知県中土佐町の「民宿源ちゃん」である 

 元々は古い木造の民家を改造して作った「漁業体験宿」が始まりである 当宿の女将の兄が本職の漁師の傍ら、長い時間をかけて改造した古民家を別荘兼宿泊所として使ったことから始まる

 女将は元は和裁のプロであったが、昨年引退して方向転換した ご主人とともに「遍路の宿」もすることにしたのだ 大変仲のよい兄も近所に住んでいる その兄の助力で本気で宿経営を始めた

 兄は漁師なので客が来るとなると、おカズの魚を釣り上げてくる そして客の前で捌いて刺身や活け造りを作り上げる 跳ねていた魚を10分後に食べるのだから、美味くないわけがない 私たちの場合はヒラメの活け作りであった 身はこりこりして臭みもなく口に甘みが残る

 写真の料理はほんの一部分でまだまだ後に出てきた 確かに板長がつくる旅館の料理ほど洗練はしていない 強いて言うなら「漁師の手料理」である しかし家庭料理の手作りの暖かさも加えて食べがいがあり、女将の話とともに印象に残った 

 「近々、宿オリジナルのブログも娘の協力で作りたい」と仰られていた女将、翌朝も道案内も兼ねて数キロも見送ってくださった 出かける際「これはお接待です」とお握り・お菓子・お茶をそっと出してくださった 彼女の心遣いが嬉しかった

高知県土佐市のちょっとイイ看板2012年03月27日 21時29分35秒

土佐市のちょっとイイ看板
 「区切り打ち」の四国歩き遍路に行って来た 4日間で2日は雨という嬉しくない天気であった それでも予定通り第36番青龍寺までを済ませることが出来た ここまでが約400kmで遍路全体が1100kmを越えていることを考えると、まだ1/3しか終わっていないのだ

 それはともかく、歩いているといろんな物や事が目に入ってくる 今回は高知県土佐市が道路のあちこちに掲示してある写真の看板である 「迷惑です!ふんを放置するなら犬を飼わない!! 犬のふんの放置は土佐市環境美化条例により処罰します」というものである

 「犬のふん」の問題は全国どこの町でも問題になっており、我が市も「犬のふんはちゃんと処理しましょう」などと掲示してある それでも何人に一人は知らないフリして糞を放置している なかには道具やふくろを「飾り」にもって散歩している者さえいる つまりフンを実際には処理しないのである 悪質である

 さて土佐市の「看板」であるが、「当然のことが出来ない人は犬を飼う資格がない」と言っているのだ 当たり前のことだが、そこまで言うのはやや爽快な感じである 「それでもフンを処理せず飼う人は罰金ですよ」と言うのも良い 日本では長い間「そこまで言わなくても・・しなくても・・」という道徳・倫理の問題にしてきた しかし外国ではもっとはっきりさせている 

 最近の日本では赤信号になってからも交差点に進入する車が多くなっている 大変危険である オーストラリアでは黄信号でも車はすぐに止まる 「オーストラリア人はマナーが素晴らしい!」と褒めると、「交差点にカメラが付いていて違反車はすぐに罰金が来るからさ」という それでもそれで交通マナーが良くなるのならそれで良い

 日本では運転中の携帯電話も車の窓の違反フィルム貼付も警察が取り締まっているのさえ見たことがない また駐車場の障害者スペースに掲示があるのに平然とパークする健常者の車も多い しかし町の中心部での「喫煙・歩きタバコ」などは厳しく指導したら明らかに減ってきた 事の善悪が分かっている場合、こういう類の物は厳しくしすぎると言うことはないのだ

野仏を見ると癒されますね2011年12月19日 20時34分25秒

鎌倉の可愛い石仏
 私は仏教徒ではないのですが、何故か寺を回ると心が癒されます 最近は妻の「四国歩き遍路」に付き合っていると、様々な「ほとけさま」に会うことが多くなりました

 また写真撮影が好きな私は、京都、奈良、鎌倉をはじめとして多くの寺々で仏塔だけでなく、たくさんの仏像とも出逢います 古い物、新しい物、大きい物、可愛い物など、土地々、寺々で様々な「ほとけさま」に巡り会います

 それぞれが素敵な表情で、見飽きません そしてその周りの光景もそれぞれの仏像に合っています 写真を撮るのを忘れて見入っている自分がいたりします

 上の写真は鎌倉の長谷寺の石仏だったと思います なんか可愛いのでカメラを持ったまま座り込んでいました 特に由緒ある石仏ではないのですが、こういった仏様も良いのではないのでしょうか

 内部リンク:日本の野仏たち
   http://konotabi.com/Butsuzo/ButsuzoStoneButsuzo/top.htm

嘉永七年大津波の石灯籠2011年10月09日 21時44分09秒

安政大地震津波の記念碑(徳島県美波町)
 昨年から回っている四国遍路のコース脇にあった石灯籠である 場所は徳島県の美波町、NHKの朝ドラ「ウェルかめ」の舞台になった町である 由岐海岸にある石灯籠の傍にある説明板によるとこうである

 「安政地震津波石灯籠 安政地震は嘉永七年(1854年)十一月五日午後四時ごろ発生 マグニチュード8.4 数丈の大津波となり房総から九州に至る海岸を襲う 木岐浦では203戸のうち190戸が流出、11人死亡と伝えられる ここでは波の高さ4丈余(12m以上) 大地震の際は油断無いようあらかた記し置く旨刻まれている」

 この碑は海岸の林の中にさりげなく置かれているが、今の日本人にとっては大切な「記念碑」である その他高知県の港町にも所々に「昭和の大津波記念碑」があり、ここまで津波が来た旨が記されている ここに住む人たちにとっては子どもの頃からの「生活情報」なのである 私たちはこういう「歴史の証人」を大事にしなければならない

血圧を計りながら美味いコーヒーが飲める店2011年03月21日 20時29分55秒

コーヒーの水出し器
 以前(2009年9月)に書いた「チョーアナログな喫茶店」の続編である
この年に古い友人のマスターと彼の奥様が仕事を辞めてから始めた店である

 本来の職業と全くの畑違いの仕事であるこの「カフェ」だが、流石に慣れてきていた 以前に書いたコーヒー豆の他に新しいブレンダーの豆を追加したり、美味しいと思う配合に変更していた お冷やの水も柔らかい口当たりの良いものであったが、自然水から機械を通す方式に変更したという 金がかかっても儲けにはならないかもしれない

 この様にこの店は利益には直接つながらないような物が多い 例えば写真の「水出しコーヒー器」である 水は1リットル、豆はスーパーグラインド(微粒粉)を入れて一晩かかる  手間も時間もかかるコーヒーだが「そのコーヒーは売り物ではない」という 刻々味が変わるそうで、「とても自信を持ってお出しできない」と言う

 「もっと町の商業サイトに載せて宣伝して貰ったら良いのに」というと、「あまり客にきて貰っても、店が小さいから一挙に多くを処理できない 待たせるのも嫌だしサーヴィスも落ちる」という 「何でもほどほどで良い」のだそうだ また彼は「お愛想」は言わない 「此処を自分の家の居間にいる感じで使って欲しい」というのだ

 彼の奥様も長い間働いた仕事を辞めたときに、大枚をはたいて買ったスイス製のオルゴールを客の希望で聞かせてくれる 軽自動車が買えるような値段だが、ふつうに店の壁際に置いている 磨き上げたその美しい姿形は私のような無関心の者にも「ホー」と言わせる魅力がある

 写真をもう一度見て頂きたい 下脇に血圧計があるのだ この店は若い人も来るが、結構「団塊の世代」を中心の中高年も多い そうなると「その日の血圧」は大事な生活要素の一つである コーヒーは周知のように血管が収縮し血圧が上昇する傾向をもたらす だから「計りながら安心して美味しいコーヒーを飲んでくださいね」というサーヴィス精神なのであろう

 さらにこの店の「ウリ」はなんとトイレなのである 私はどんな店舗、レストラン、コーヒーショップでも必ずトイレをチェックする その清掃状況から店のグレード分けをする どんなに「美味い」と言われる店でも、トイレが汚い店は評価を下げる その点ではこの店は「優」である 心が安らぐその広さ、便器や洗面器のデザインの良さ、白で統一された清潔感、「舐めたくなるくらい」ピカピカの清掃など不可の要素は全くない
ここのトイレがどのくらい良いか一度見に来られたら如何であろうか 

<優しい時間>
岡山県津山市吹屋町七 Tel 0868-22-4871
Open:10-18hr 定休日:木曜日
GoogleMapによる店の位置:
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E6%B4%A5%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%90%B9%E5%B1%8B%E7%94%BA%E4%B8%83&ie=UTF8&hq=&hnear=%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E6%B4%A5%E5%B1%B1%E5%B8%82%E5%90%B9%E5%B1%8B%E7%94%BA%EF%BC%97&z=16&brcurrent=3,0x3554311f6ea80f99:0xb0c64c20a49bfbdb,0,0x3554311f70f42807:0xddda5b31f248da31

がんばれ!東北!関東!2011年03月16日 21時55分14秒

 まずこのたびの大震災・津波・原発事故の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます また犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします

 さて本日、岡山県庁にバスタオルなどを持参した 見るといろんな方々が手に手に物を持ってきている ニュースによれば、本日だけで募金が八百万円以上、救援物資を提供した方が800人以上だという 岡山県民もやるなぁ 何となく嬉しい

 その後で岡山市の妹尾郵便局に募金を持って行った 私たちも年金生活者だが、いろいろ節約してまとめたお金を持っていった 局員に「赤十字の募金したいのですが・・」というと、手書きの振り込み書を渡してくれた 書き方見本と未記入の紙を渡せばよいのだが、もう振込先が手書されていた

 私  「たくさん書いて頂いたのですね」
 局員「今朝からたくさんの方が見えられたのこうしたのです」
 私  「そうですか 日本人もまだすてたものではありませんね」
 局員「ええ、そうなんです」・・・
こういう会話をしてお金を預けた 少しだけお役に立てた感じであった

 帰宅後テレビを見ていたら、こういう話が出てきた
「救援物資を盗みにきた他所からきた4人組が地元に人間に捕まった こういうことだけは止めてほしい・・」
情けない話である 自分が逆の立場だったらどう思うのだろうか? 
「人間の心」だけは失って欲しくない