静嘉堂文庫の大銀杏2015年12月27日 08時01分53秒

静嘉堂文庫美術館の大銀杏
 東京世田谷の静嘉堂文庫美術館に行ってきた あの三菱・岩崎家二代・四代が集めたコレクションである 地方の人間から言うと、ここはあまり馴染みのない美術館である  通常は上野の西洋美術館、国立博物館、ブリジストン美術館などの有名どころに行くことが多いからである

 日頃は一般公開されず、場所も不便、規模も大きくないややマイナーな美術館だが、リニューアル後の琳派中心展示と国宝の窯変天目茶碗が公開されるという 「これは行きでしょ」と訪問した

 なるほど「金銀の系譜」と銘打った展示はすばらしかった 宗達・光琳・抱一の目眩く世界と世界に日本だけ三点しかないという窯変天目は小振りだったが小宇宙といっていい世界であった(内部撮影禁止、12/23終了)

 そこのお庭も素晴らしい 「世田谷百景」だという小振りだが木々が茂る庭の紅葉はすでに終わりかけ、枯れ葉舞うなか辛うじて銀杏と一部の紅葉だけが残っていた すでに傾いた陽光がキッと葉を照らしていた

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