「フッガー屋敷」の猫2008年06月16日 22時09分44秒

フッガー屋敷の子猫
 ドイツのアウグスブルグ・・といえば、高校の社会科で「世界史」を取った方は覚えておられるであろう ローマ皇帝アウグストゥスの名前に因んで名前を付けられた 「アウグスブルグの和議」も有名である その舞台となった教会もまだ現役である 

 中世後期から近代にかけて、イタリアのヴェネツィア、フィレンツェ、ジェノヴァやドイツのアウグスブルグなどは商人や富裕市民層が力を付けてきた そういうなかで、この町もフッガー家という大富豪が現れ発展していったのである

 フッガーは1519年に障害者のために「世界最古の福祉施設」を作った フッガー屋敷(Fuggerei)という こういうことは日本では考えられない この町にはまだそのフッガー家の「フッガー銀行」が存在する 

 驚くべきことに、その「屋敷」の建物が現存し使用されていた それは町の目抜き通り、マクシミリアン通りからそう遠くないところにあった それを見に行った 煉瓦に囲まれた長屋は、手入れも保存も良さそうであった

 そういう長屋風の建物の窓に可愛い子猫がいた じっとこちらを見ていた 思わず撮った写真がこれである それからもう24年が経った まだ猫は生きているだろうか? 生きていて欲しいが、すこし無理かもしれない
 
内部リンク:「ドイツの旅・アウグスブルグ・ミュンヘン」
http://konotabi.com/photoalbum/GER1984Augsburg/augs.htm

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