ドイツ地方都市はチャーミング2008年06月23日 13時03分16秒

ブレーメン町中の童話のキャラクター 写真は1985年撮影
ドイツは「グリム童話」の国 グリム兄弟は国内近隣の民話を集めて編纂した話を童話集にした そういう話がたくさんある地域は魅力的である カッセルには「グリム兄弟博物館」がある 

 北ドイツにはそういう都市=舞台を結んで「メルヘン(童話)街道」がある 「赤頭巾ちゃんの町」や「ホラ吹き男爵の町」などが並ぶ 日本人には更に南にある「ロマンチック街道」の方が有名であるし、「古城街道」というのもある それぞれの町々は古い家並みや城壁が残り、歩くと中世の昔を懐古できる

 写真の町はブレーメンで「メルヘン街道」の起点でもある ここは大都市であり、決して「地方都市」ではない しかしそういう町でさえ、町中の歩道の真ん中にメルヘンの登場人物の像が置いてある 子どもたちには人気があり、乗ったり触ったり良い遊び場である

 アメリカの影響力が落ちている反面、EUの存在が大きくなり、その中心であるドイツはフランスとともにますます政治・経済力を伸ばしている それでもこういうメルヘンが国の至るところにある風景は、なにか精神的余裕を感じさせる

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