ヒルトン・ホテルのロビーをショート・パンツで歩いてしまった2008年07月04日 22時37分08秒

トルコ・コンヤのヒルトンホテルの影とプール、テニスコート
 今日のラジオで「旅先でオートロックに閉め出された話」をやっていた それを聞いて思い出した あれはトルコ・ツアーに参加した時だった やはり「オートロックにやられた」のである 

私の場合、ふつう個人で旅するときはまったくありそうもない話である それは「安いホテルでしかも大きな旅行鞄は自分で運ぶ」からである ところがツアーの場合は、値段の割に4つ星や5つ星のホテルが入っていたりする けっこう世界的なホテル・チェーンにも泊まるのだ 

 トルコの場合は、「たぶん4つ星」のコンヤ・ヒルトンに泊まることになった 名前通り広い郊外の敷地に、テニスコート、大プールがあり、内部には大きなショッピング・モールがあった 決して自分では泊まらない(泊まれない)ホテルである

 ツアーでは必ず添乗員がこう言う 「明日の朝はレストランで朝食を済ませてください レストランは7時に開いています 大きな鞄類は7時半までに部屋の前に出して置いてください 係員が持って行きます 集合はロビーに7時50分、出発は8時ちょうど それまでにご自分でチェックアウトはすませてください それでは部屋のカギを渡します・・・・」

 中進国であっても、高級ホテルになるほどオートロックは当たり前である 私もどういう物かも良く知っている 部屋を出るときはいつもカギを持ったのを確認してから外出していた 

 朝が来た 朝食の前に鞄を廊下に出そうとした その時の服装は寝間着代わりのショートパンツとTシャツ、まだGパンも穿いていなかった 片足をドアにかけて、片足を廊下に出してサムソナイトをドアの外に出した その時うかつにも引っかけた足がドアから外れた ドアは静かにパタンと閉まった 「わっ!!!」と声が出た しかしどうにもならない

 ドアのノブを引っ張ってみたが、当然どうにもならない 数秒おいてから、ロビーのレセプションに行くしかないと分かった エレヴェーターに乗ってボタンを押した しかしそういう時に限って無情にも各階で止まり、客が乗ってくる 彼らはチラッと私を見て一様にニヤッとする ショーパン、Tシャツに加えて、旅行用に持ってきたスリッパを履いていた とても高級ホテルの客の姿ではない

 こうしてやっとレセプションにたどり着き、訳を話してその階の「マスターキー」を借りた 「このキーは直ぐに返しに来てください」と言われた 部屋に帰ってなかに入ると、どっと汗がでた 「旅慣れている」と自負している筆者もけっこうドジなのである

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