お暑うございます~ まあこの写真でもどうぞ ― 2011年07月06日 17時27分31秒
このところ「真夏日」が続くかと思うと、大雨が降ったりとなんか憂鬱ですね たまたま晴れた昨日、何かないかとカメラを持って出かけました
出かけた先は一言でいうと「吉備路」周辺です 「吉備」の国は古来山陽道の要所で、吉備國は出雲と並んで一大勢力でした だから日本で五本指に入ろうかという前方後円墳が二つあります
吉備勢力のなかに豪族「吉備氏(下道氏)」がいます そのなかでも有名なのが「吉備真備」です かれは留学生として唐に二度も渡りました 帰国後は聖武天皇や光明皇后に寵愛されました
いろいろあって、最終的には彼は右大臣に昇格しましたが、学者という立場でこういう出世をしたのは菅原道真と彼の二人だけだそうです(近世以前) 役職を辞してのち宝亀6年に亡くなります
彼の墓は現在の奈良女子大学構内にあるといわれますが(諸説あり)、その菩提寺が父祖の地、現在の倉敷市真備町の吉備寺です ここには彼の「慰霊墓」や戦後作られた「まきび公園」があります
写真はその公園内にある庭園の小滝と池です こういった堅苦しい話は放って置いて、写真だけでも見て涼んでいってください
内部リンク:「梅雨時の岡山歴史散歩(2)」
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011JPNOkjTsuyu2/top.htm
出かけた先は一言でいうと「吉備路」周辺です 「吉備」の国は古来山陽道の要所で、吉備國は出雲と並んで一大勢力でした だから日本で五本指に入ろうかという前方後円墳が二つあります
吉備勢力のなかに豪族「吉備氏(下道氏)」がいます そのなかでも有名なのが「吉備真備」です かれは留学生として唐に二度も渡りました 帰国後は聖武天皇や光明皇后に寵愛されました
いろいろあって、最終的には彼は右大臣に昇格しましたが、学者という立場でこういう出世をしたのは菅原道真と彼の二人だけだそうです(近世以前) 役職を辞してのち宝亀6年に亡くなります
彼の墓は現在の奈良女子大学構内にあるといわれますが(諸説あり)、その菩提寺が父祖の地、現在の倉敷市真備町の吉備寺です ここには彼の「慰霊墓」や戦後作られた「まきび公園」があります
写真はその公園内にある庭園の小滝と池です こういった堅苦しい話は放って置いて、写真だけでも見て涼んでいってください
内部リンク:「梅雨時の岡山歴史散歩(2)」
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011JPNOkjTsuyu2/top.htm
ドイツのトイレは「へぇーれん!」 ― 2011年07月09日 21時46分23秒
写真はドイツ、バイロイト祝祭歌劇場の外部横にある公衆便所入り口の表示である ローマ字式に読むと「ヘェーレン」とかいてある これで新作落語か小話か何かで扱ったのをむかし聞いたことがある 詳細は思い出せないが、こういう内容だったと思う
ある人がドイツに旅行した
我慢していたが探し当ててやっとトイレを見つけた
入ろうとすると何とそこには「ヘェーレン」と書いてある
「こりゃぁだめだ へぇーれんぞ」
そこで反対側に回るとこう書いてあった
「ダーメ(ン)」
「ダーメだって!どうすりゃいいんだよ!」
当時私はこの話にたいへん感心した ドイツ語では「ヘェーレン」は男性Mrの複数形で、「ダーメン」は女性Msの複数形である それにしても、落語の人物、たとえば「与太郎」だったらまずはドイツには行かない もし仮に行ってもアルファベット(ローマ字)が読めるのならば、「バカ」ではない 今考えると手が込んだ出来過ぎた話である
閑話休題、私は世界のトイレに関心がある者であるが、当たり前だが国によって表示が違う 日本だったら最近は絵文字が多い しかし立った男性や女性のシルエットやごくたまに「ションベン小僧」や「女の子のしゃがんだ姿」はあるが、殿様や姫の絵文字は見たことがない
外国でも絵文字は大変多い それでも相変わらず文字表示も多い 例えば「men,women」はややぞんざいだが、「gentlemen,ladies」が多く、「king,queen」なんて物まである さて、このドイツだが、英語に直すと「men,women」に相当する表現がいちばん多い
余談になるが、ふつうヨーロッパでは「トイレは有料」が原則である たいていは「トイレおばさん」が手を出して待ちかまえている 無人の場合は「タダ」か「入り口の小皿」に銭を置いてゆくかである だから金を持ってなければずっと我慢するしかない! これは人権問題である やはり日本は良い国である
内部リンク:「世界各地のトイレの話」
http://konotabi.com/toiletstory/top1.htm
ある人がドイツに旅行した
我慢していたが探し当ててやっとトイレを見つけた
入ろうとすると何とそこには「ヘェーレン」と書いてある
「こりゃぁだめだ へぇーれんぞ」
そこで反対側に回るとこう書いてあった
「ダーメ(ン)」
「ダーメだって!どうすりゃいいんだよ!」
当時私はこの話にたいへん感心した ドイツ語では「ヘェーレン」は男性Mrの複数形で、「ダーメン」は女性Msの複数形である それにしても、落語の人物、たとえば「与太郎」だったらまずはドイツには行かない もし仮に行ってもアルファベット(ローマ字)が読めるのならば、「バカ」ではない 今考えると手が込んだ出来過ぎた話である
閑話休題、私は世界のトイレに関心がある者であるが、当たり前だが国によって表示が違う 日本だったら最近は絵文字が多い しかし立った男性や女性のシルエットやごくたまに「ションベン小僧」や「女の子のしゃがんだ姿」はあるが、殿様や姫の絵文字は見たことがない
外国でも絵文字は大変多い それでも相変わらず文字表示も多い 例えば「men,women」はややぞんざいだが、「gentlemen,ladies」が多く、「king,queen」なんて物まである さて、このドイツだが、英語に直すと「men,women」に相当する表現がいちばん多い
余談になるが、ふつうヨーロッパでは「トイレは有料」が原則である たいていは「トイレおばさん」が手を出して待ちかまえている 無人の場合は「タダ」か「入り口の小皿」に銭を置いてゆくかである だから金を持ってなければずっと我慢するしかない! これは人権問題である やはり日本は良い国である
内部リンク:「世界各地のトイレの話」
http://konotabi.com/toiletstory/top1.htm
ホントに水よりビールの方が安い! ― 2011年07月12日 23時15分46秒
二週間かけてドイツとチェコを回った ともにビールの本当の「本場」なので、「これ幸い」とばかりにたくさん飲んだ ドイツでは町ごとに「地ビール」があって、それぞれが個性があって美味い
チェコではドイツほど種類は多くなく、圧倒的に3種類くらいがふつうであった しかし選択の余地はなくてもこれが大変美味い 特に「ピルズナー・ウルケル」と「ブドヴァイザー・ブドヴァル」(バドワイザー)は筆者のお気に入りである
だから毎晩食事時には飲んだ (昼は残念ながら運転のため飲酒不可) まずは「ピルズナータイプ」、お代わりは「シュヴァルツ・ビアー」(ブラックビール)である 大体このパターンで飲んだ
ビールの値段がとても安い これが嬉しいのである 写真の値段表を見ていただきたい ジョッキ中500mlが30コルナ、つまり150円くらいである 日本でこういう店はあまり無い ワインもまあ安い
ところが写真右の輸入ウィスキーを見るととんでもない価格である
アメリカ・バーボンのジム・ビームが20cc ! !が40コルナ、日本円200円である 20ccは一口である 大体この辺の人間はウィスキーなんて飲まないのだ
そうしてみると、いかにも中ジョッキ150円は安い 因みに妻が水を頼むと大体40コルナくらい、やはりビールが安い ビールの元は水だ それに手を加え、時間をかけてビールを作る なのにこの矛盾はどういうことだ?! 私だったらこの国では絶対水は頼まない!
ではドイツはどうか? ドイツでは300~400円くらいが多い やや高い 皆さんもチェコに行ったらこんかぎりビールを飲んでみてくださいね
チェコではドイツほど種類は多くなく、圧倒的に3種類くらいがふつうであった しかし選択の余地はなくてもこれが大変美味い 特に「ピルズナー・ウルケル」と「ブドヴァイザー・ブドヴァル」(バドワイザー)は筆者のお気に入りである
だから毎晩食事時には飲んだ (昼は残念ながら運転のため飲酒不可) まずは「ピルズナータイプ」、お代わりは「シュヴァルツ・ビアー」(ブラックビール)である 大体このパターンで飲んだ
ビールの値段がとても安い これが嬉しいのである 写真の値段表を見ていただきたい ジョッキ中500mlが30コルナ、つまり150円くらいである 日本でこういう店はあまり無い ワインもまあ安い
ところが写真右の輸入ウィスキーを見るととんでもない価格である
アメリカ・バーボンのジム・ビームが20cc ! !が40コルナ、日本円200円である 20ccは一口である 大体この辺の人間はウィスキーなんて飲まないのだ
そうしてみると、いかにも中ジョッキ150円は安い 因みに妻が水を頼むと大体40コルナくらい、やはりビールが安い ビールの元は水だ それに手を加え、時間をかけてビールを作る なのにこの矛盾はどういうことだ?! 私だったらこの国では絶対水は頼まない!
ではドイツはどうか? ドイツでは300~400円くらいが多い やや高い 皆さんもチェコに行ったらこんかぎりビールを飲んでみてくださいね
お暑うございます まあ滝の写真で涼んでください ― 2011年07月14日 15時50分42秒
暑いときは何処で何していても暑い!同じ暑いならと滝を見に行った 滝の効能は皆さんご存じ、陰イオンとシャワーミストである これがふつうは高原にあるからまた良い 100mごとに0.6度気温が下がるから標高800mなら5度近く下がることになる
こうして岡山県北に向かった むかしの国名でいうと美作國である 一つ目は鏡野町の「岩井の滝」、此処の下に環境庁の「日本名水百選・岩井」がある まわりの立派な森は十分な保水力があり、年間を通して水が湧き出ている
その岩井滝が上の写真である 巨大な岩がハングオーヴァーしており、その上から水が落ちてくるためいわゆる「裏見の滝」になっている これが素敵で紅葉の時期はきっと素晴らしい眺めであろう
もう一カ所は津山市の「布滝」、これで「のんたき」と読む この滝は垂直に落下するのではなく、傾斜のある大きな岩を水が滑り落ちる それが広がっているので、布を広げた様に見える これが名の由来である これはこれで味のある素敵な滝である
いつもながらの講釈は放っておいて、まずは写真で涼でも取っていただきたい 下のマイHPにも滝の写真が多く載っている
内部リンク:美作の滝:
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011JPNTOkTaki/top.htm
こうして岡山県北に向かった むかしの国名でいうと美作國である 一つ目は鏡野町の「岩井の滝」、此処の下に環境庁の「日本名水百選・岩井」がある まわりの立派な森は十分な保水力があり、年間を通して水が湧き出ている
その岩井滝が上の写真である 巨大な岩がハングオーヴァーしており、その上から水が落ちてくるためいわゆる「裏見の滝」になっている これが素敵で紅葉の時期はきっと素晴らしい眺めであろう
もう一カ所は津山市の「布滝」、これで「のんたき」と読む この滝は垂直に落下するのではなく、傾斜のある大きな岩を水が滑り落ちる それが広がっているので、布を広げた様に見える これが名の由来である これはこれで味のある素敵な滝である
いつもながらの講釈は放っておいて、まずは写真で涼でも取っていただきたい 下のマイHPにも滝の写真が多く載っている
内部リンク:美作の滝:
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011JPNTOkTaki/top.htm
初代のライプツィッヒ・ゲヴァントハウスの建物内部 ― 2011年07月17日 08時19分15秒
写真はドイツにある初代のライプツィッヒ・ゲヴァントハウスの建物内部の模型である ゲヴァントハウス・オーケストラはクラシック・ファンにはよく知られる「民間で世界最古」のオーケストラである 「民間で」とは宮廷や王立などパトロンがいない「市民の」という意味である
閑話休題、私はヨーロッパ旅行中にはコンサートを聴くか、時間的に無理な場合はコンサート・ホール内部見学ツアーに参加している 今回はドライヴツアーだったので「勝手に内部ツアー」にした
ゲヴァントハウスは町中にある 広場を挟んでライプツィッヒ歌劇場がある 三代目である現在の建物は前面が総ガラス張りの現代的な建物である ウィーン・シュターツオーパーのようなむかし風の外観が好きな私にとっては何となく「あ~あ」という感じだ それでも内部を見学すると木も多用されて、音響も十分考えているのが分かる
さて写真である これは1781年に織物会館に移転しオケの名前もそれが付いた時代を再現した物である(メンデルスゾーン・ハウス展示の模型) 見たところ全木製で 何と椅子も木製でクッションはない さらに現在では見られない前方の椅子が「対面式」である
思い出すのは、もっと後で作られたバイロイト歌劇場の椅子である 此処も木製でクッションはなかった 座っているとだんだん尻が痛くなった ワーグナーの一幕は一時間近くあるのでこれは堪らなかった 1980年の音楽祭のことであった
だから当時はおしなべて「木製の尻の痛い椅子」だったに違いない 「じびょう」を持つ者には拷問に近かっただろう そう言う意味では現代のコンサート・ホールはやわらかい木の響きを除けば全てが「快適な空間」である
閑話休題、私はヨーロッパ旅行中にはコンサートを聴くか、時間的に無理な場合はコンサート・ホール内部見学ツアーに参加している 今回はドライヴツアーだったので「勝手に内部ツアー」にした
ゲヴァントハウスは町中にある 広場を挟んでライプツィッヒ歌劇場がある 三代目である現在の建物は前面が総ガラス張りの現代的な建物である ウィーン・シュターツオーパーのようなむかし風の外観が好きな私にとっては何となく「あ~あ」という感じだ それでも内部を見学すると木も多用されて、音響も十分考えているのが分かる
さて写真である これは1781年に織物会館に移転しオケの名前もそれが付いた時代を再現した物である(メンデルスゾーン・ハウス展示の模型) 見たところ全木製で 何と椅子も木製でクッションはない さらに現在では見られない前方の椅子が「対面式」である
思い出すのは、もっと後で作られたバイロイト歌劇場の椅子である 此処も木製でクッションはなかった 座っているとだんだん尻が痛くなった ワーグナーの一幕は一時間近くあるのでこれは堪らなかった 1980年の音楽祭のことであった
だから当時はおしなべて「木製の尻の痛い椅子」だったに違いない 「じびょう」を持つ者には拷問に近かっただろう そう言う意味では現代のコンサート・ホールはやわらかい木の響きを除けば全てが「快適な空間」である
やはり蓮花はいいな ― 2011年07月19日 23時16分35秒
写真は岡山県久米南町「宮地やすらぎの里」の蓮花である 地元のテレビでも紹介されていたが、休耕田を利用して何年もかけて蓮畑を作り上げた これでは特にはお金にはならないのであるが・・・
蓮は牡丹などと同じくたった一つで十分に美しい その点マスで見せる(魅せる)桜、芝桜、躑躅などとは大いに異なる それらはまた日本に春を告げる日本人が大好きな花である
特に桜は「武士道」精神ともつながり愛されてきた 城や寺にある桜はそれぞれの地元で名物となっている 桜で有名な城・寺は多い 日本現存十二天守の弘前城は観光客も多い また京都・醍醐寺の枝垂れ桜は観光客が群がる
それから言うと蓮も牡丹もやや静的である たった一つでも「孤高の美」といった風情がある しかしそれが多くあってもまたそれはそれで豪華さを増す しかも両者とも上品である 中国でもわが日本でも古来から愛されてきた
蓮は早朝に咲くという 開花の瞬間に「ポン」と音がするとか聞いたことがある しかし早朝が苦手な筆者はいつでも昼前にしか撮りに行けない 今回も開いた蓮がややダレた状態である それでもやっぱりイイ花である
内部リンク:(宮地安らぎの里の蓮花);
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011JPNOkMiyajiHasu/top.htm
蓮は牡丹などと同じくたった一つで十分に美しい その点マスで見せる(魅せる)桜、芝桜、躑躅などとは大いに異なる それらはまた日本に春を告げる日本人が大好きな花である
特に桜は「武士道」精神ともつながり愛されてきた 城や寺にある桜はそれぞれの地元で名物となっている 桜で有名な城・寺は多い 日本現存十二天守の弘前城は観光客も多い また京都・醍醐寺の枝垂れ桜は観光客が群がる
それから言うと蓮も牡丹もやや静的である たった一つでも「孤高の美」といった風情がある しかしそれが多くあってもまたそれはそれで豪華さを増す しかも両者とも上品である 中国でもわが日本でも古来から愛されてきた
蓮は早朝に咲くという 開花の瞬間に「ポン」と音がするとか聞いたことがある しかし早朝が苦手な筆者はいつでも昼前にしか撮りに行けない 今回も開いた蓮がややダレた状態である それでもやっぱりイイ花である
内部リンク:(宮地安らぎの里の蓮花);
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011JPNOkMiyajiHasu/top.htm
かなりアブナイ?!チェコの原子力発電所 ― 2011年07月21日 18時00分42秒
今回のチェコ・ドイツ・ドライヴではいろいろなことが分かった ドイツの郡部ではかなりあちこちに風力発電の風車が並んでいること、チェコの国境を越えたとたん、まったく風車が見えないことなど・・・・ 国の政策によってかなり景色が違ってくることである
写真はチェコドライヴの途中に国道脇に現れたの原子力発電所である 日本でああいうこと(原発事故)があったので、おそるおそる通過した 国道は発電所のわずか数十㍍しか離れていなかった(コ、コ、コワァーイ!)
後日、ドイツのバイロイトの安宿で会ったドイツ人の男性二人と話した 彼らは休暇を取って自転車でドイツ国内を半分くらい回っていた ドイツ人はオランダ人と並んで自転車が好きである リタイアした老人夫婦でさえも何日も泊まりがけで国内を走る ごく普通のことである
もう中年の彼らはどうやらCPやマスコミ関係で働いているらしい 「チェコの原子力発電所傍を通ってきた・・」というと、彼らはこう言った 「あの原発は危ないんだ チェコが社会主義時代に作られた原発で、我々から言うと安全上は大変問題がある ドイツの安全基準からいうと<即停止>になる危険な原発だ この町やドイツ国境から数十キロしか離れていないのだ」
「それでもチェコ政府はその原発を止めようとはしない 国がくっついているヨーロッパでもし何かあったらもう終わりだ それでも他の国なのでどうしようもないのだ」・・と不安をあからさまに言った 同じEUであっても、いっぱい言いたいことがあるようだ
数年前に行ったオランダは、国の土地のほとんどが海面下の国である ちなみにこの国最高地点は57mという 「地球温暖化」問題には非常に敏感であった 当然である 海面が上昇すると母国(この辺では「父の国」という)がなくなるのである
他国と海で隔てられた国、日本の人には分からない敏感さである ドイツ人も同様で、環境問題には「先進国」ともいえるドイツ人には「チェコの鈍感さ」が堪らない 一端「隣国の原子炉に何かあると」それはまさに国内問題と同じである 他人事ではない そう言う意味では昨今の日本国政府の原発政策・対策の「鈍感さ」には言いたいことがあるだろう
写真はチェコドライヴの途中に国道脇に現れたの原子力発電所である 日本でああいうこと(原発事故)があったので、おそるおそる通過した 国道は発電所のわずか数十㍍しか離れていなかった(コ、コ、コワァーイ!)
後日、ドイツのバイロイトの安宿で会ったドイツ人の男性二人と話した 彼らは休暇を取って自転車でドイツ国内を半分くらい回っていた ドイツ人はオランダ人と並んで自転車が好きである リタイアした老人夫婦でさえも何日も泊まりがけで国内を走る ごく普通のことである
もう中年の彼らはどうやらCPやマスコミ関係で働いているらしい 「チェコの原子力発電所傍を通ってきた・・」というと、彼らはこう言った 「あの原発は危ないんだ チェコが社会主義時代に作られた原発で、我々から言うと安全上は大変問題がある ドイツの安全基準からいうと<即停止>になる危険な原発だ この町やドイツ国境から数十キロしか離れていないのだ」
「それでもチェコ政府はその原発を止めようとはしない 国がくっついているヨーロッパでもし何かあったらもう終わりだ それでも他の国なのでどうしようもないのだ」・・と不安をあからさまに言った 同じEUであっても、いっぱい言いたいことがあるようだ
数年前に行ったオランダは、国の土地のほとんどが海面下の国である ちなみにこの国最高地点は57mという 「地球温暖化」問題には非常に敏感であった 当然である 海面が上昇すると母国(この辺では「父の国」という)がなくなるのである
他国と海で隔てられた国、日本の人には分からない敏感さである ドイツ人も同様で、環境問題には「先進国」ともいえるドイツ人には「チェコの鈍感さ」が堪らない 一端「隣国の原子炉に何かあると」それはまさに国内問題と同じである 他人事ではない そう言う意味では昨今の日本国政府の原発政策・対策の「鈍感さ」には言いたいことがあるだろう
お暑うございます まあこのビールでもどうぞ ― 2011年07月24日 18時56分33秒
やっぱり暑い 地球が温暖化するなか、そのうち日本中が「熱帯」になるかも・・ そういう時はやっぱりビールだ 写真は世界の「ピルズナータイプ」ビールの元祖、チェコ・ピルゼン(ピルゼニュ)の「ピルズナー・ウルケル」の系列、「ブドヴァイザー・ブドヴァル」(英語名:バドワイザー)である 「ウルケル」よりはポップが強い
もともとビールの起こりはメソポタミアといわれる パンの酵母が発酵してアルコールができたらしいのだが、それは炭酸分がなくポップもなく、また冷えてなかったのできっと不味い飲み物だったであろう
ビールは「上面発酵」と「下面発酵」とあるらしいが、そういう専門的なことはWikipediaに任せることにして、1842年に始まったチェコの「ピルズナー・ウルケル」はイギリスのエールタイプ・ビール以外のビールの標準となっている
その「ピルズナー・タイプ」はチェコに行けば、安い値段でいくらでも飲める 500ccのジョッキで約150円くらい、嘘みたいに安くしかも日本のビールより美味しい味で飲める 日本のビールでこれに一番近いのは「エビス」である それはともかく、この写真で想像して飲んでいただきたい 「プロジット!」
もともとビールの起こりはメソポタミアといわれる パンの酵母が発酵してアルコールができたらしいのだが、それは炭酸分がなくポップもなく、また冷えてなかったのできっと不味い飲み物だったであろう
ビールは「上面発酵」と「下面発酵」とあるらしいが、そういう専門的なことはWikipediaに任せることにして、1842年に始まったチェコの「ピルズナー・ウルケル」はイギリスのエールタイプ・ビール以外のビールの標準となっている
その「ピルズナー・タイプ」はチェコに行けば、安い値段でいくらでも飲める 500ccのジョッキで約150円くらい、嘘みたいに安くしかも日本のビールより美味しい味で飲める 日本のビールでこれに一番近いのは「エビス」である それはともかく、この写真で想像して飲んでいただきたい 「プロジット!」
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