いちばん好きな「道の駅」のトイレ ― 2012年03月03日 22時05分45秒
今年も北海道のニセコスキー場に行った 新千歳空港からはリムジーンバスで美しい支笏湖岸を通って美笛峠に上る そこに道の駅「フォレスト276大滝」がある ここがいつも「トイレ休憩」の場所である
写真はその地下にあるトイレ入り口である ここが私が日本中で最も好きなトイレなのである といっても変な趣味ではない ある物があるので楽しみにしているのである
写真を見ていただくと誰も此処がトイレとは思わないだろう すっきりしたデザインのうえ、中央にグランドピアノがデンと置かれている それもただの飾りではない 自動ピアノがいつも演奏されている
今回は何と私の好きなショパンの幻想即興曲、エチュード「革命」、「黒鍵」などが次々と演奏されていた そういうことで用を足すのも楽しい 曲の上がり下がりに合わせて放物線も上下してしまう 手を洗った後でもつい聴き入ってしまう しかし他の人たちは自動演奏ピアノを一瞥するだけで上階の土産物売り場に行ってしまう
そういう大好きなピアノだがやや欠点がある 音符記録ロール紙?が悪いのか、ピアノの調律が悪いのか、それともダンパーや弦がへたっているのか、やや詰まったボコボコという音がするのである 無料でサーヴィスで聴かせて貰っているのだから文句は言えないが、何とかして欲しいものである
それでもこのトイレが私が国内で最も好きな「道の駅トイレ」であることに変わりはないのである
写真はその地下にあるトイレ入り口である ここが私が日本中で最も好きなトイレなのである といっても変な趣味ではない ある物があるので楽しみにしているのである
写真を見ていただくと誰も此処がトイレとは思わないだろう すっきりしたデザインのうえ、中央にグランドピアノがデンと置かれている それもただの飾りではない 自動ピアノがいつも演奏されている
今回は何と私の好きなショパンの幻想即興曲、エチュード「革命」、「黒鍵」などが次々と演奏されていた そういうことで用を足すのも楽しい 曲の上がり下がりに合わせて放物線も上下してしまう 手を洗った後でもつい聴き入ってしまう しかし他の人たちは自動演奏ピアノを一瞥するだけで上階の土産物売り場に行ってしまう
そういう大好きなピアノだがやや欠点がある 音符記録ロール紙?が悪いのか、ピアノの調律が悪いのか、それともダンパーや弦がへたっているのか、やや詰まったボコボコという音がするのである 無料でサーヴィスで聴かせて貰っているのだから文句は言えないが、何とかして欲しいものである
それでもこのトイレが私が国内で最も好きな「道の駅トイレ」であることに変わりはないのである
ライプツィッヒの女性ランジェリー店 ― 2012年03月12日 15時53分45秒
昨夏のドイツ-チェコ・ドライヴの続きである
此処は旧東ドイツのライプツィッヒ、大都市にもかかわらず「古き良きドイツ」が色濃く残っている しかもザクセン地方の中心だけあってスケールがでかい
もっとも顕著な物は音楽である クラシックの名門、ゲヴァントハウス・オーケストラは世界で民間として最古である オペラも有名だが作曲家たちも当地に集まった バッハは当地の聖トーマス教会のカントールとして活躍し三番目の墓もその教会にある
裕福なユダヤ人作曲家、メンデルスゾーンもゲヴァントハウスや当地の大学と深く関わった 更にワーグナー、シューマンも此処で暮らし活躍した 現在では毎年バッハ音楽祭やメンデルスゾーン音楽祭が催されている
ライプツィッヒ大学はハイデルベルク大学に次いでドイツで二番目に古い大学で、ゲーテ、ニーチェ、森鴎外、現ドイツ首相メルケルがここで学び各分野で歴史に名を残した
工業ではポルシェ・BMWが工場を運営しているが、中世から始まった通商市メッセは世界からビジネスマンを集めてきた ライプツィッヒの書籍見本市や自動車見本市や光の祭典がそれである
また「ベルリンの壁」が崩壊し、東西ドイツが統一されるきっかけを作ったのが町中の聖ニコライ教会である ここに集まった人たちがドイツの新しい時代を切り拓いた 古い町だが新しい風も興している
このようにドイツの個性と歴史ある町の一つだが、町並みがただ古いだけではない 写真のような人々をハッとさせるような店づくりやディスプレイもあちこちで目にする これはニコライ通り23番地にある女性のランジェリーの店である 皆さんはこの前を通ったら無視して歩けるだろうか? きっと「ちょっとぉ~どこ見てんのよぉ~」となってしまうだろう
内部リンク:旧東ドイツの文化都市・ライプツィッヒ
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011DB_CZ_Leipzig/top.htm
此処は旧東ドイツのライプツィッヒ、大都市にもかかわらず「古き良きドイツ」が色濃く残っている しかもザクセン地方の中心だけあってスケールがでかい
もっとも顕著な物は音楽である クラシックの名門、ゲヴァントハウス・オーケストラは世界で民間として最古である オペラも有名だが作曲家たちも当地に集まった バッハは当地の聖トーマス教会のカントールとして活躍し三番目の墓もその教会にある
裕福なユダヤ人作曲家、メンデルスゾーンもゲヴァントハウスや当地の大学と深く関わった 更にワーグナー、シューマンも此処で暮らし活躍した 現在では毎年バッハ音楽祭やメンデルスゾーン音楽祭が催されている
ライプツィッヒ大学はハイデルベルク大学に次いでドイツで二番目に古い大学で、ゲーテ、ニーチェ、森鴎外、現ドイツ首相メルケルがここで学び各分野で歴史に名を残した
工業ではポルシェ・BMWが工場を運営しているが、中世から始まった通商市メッセは世界からビジネスマンを集めてきた ライプツィッヒの書籍見本市や自動車見本市や光の祭典がそれである
また「ベルリンの壁」が崩壊し、東西ドイツが統一されるきっかけを作ったのが町中の聖ニコライ教会である ここに集まった人たちがドイツの新しい時代を切り拓いた 古い町だが新しい風も興している
このようにドイツの個性と歴史ある町の一つだが、町並みがただ古いだけではない 写真のような人々をハッとさせるような店づくりやディスプレイもあちこちで目にする これはニコライ通り23番地にある女性のランジェリーの店である 皆さんはこの前を通ったら無視して歩けるだろうか? きっと「ちょっとぉ~どこ見てんのよぉ~」となってしまうだろう
内部リンク:旧東ドイツの文化都市・ライプツィッヒ
http://konotabino-tabi.sakura.ne.jp/photoalbum2/2011DB_CZ_Leipzig/top.htm
アルジェリアの19cの女性部屋 ― 2012年03月18日 22時58分51秒
最近古い写真、旅の絵はがきを少しずつ整理している その中でむかし北アフリカのアルジェリアで買った絵はがきが出てきた 1980年代前半のアルジェリアの印刷はかなり前の日本の印刷に似ていた 色がずれるし色が汚いし密度も荒かった
しかし当時彼の地で例外的に美しい印刷物があった それは切手であった その発行される切手のごく一部を除いてすべてスイス製であった 現在の日本の切手とほぼ同質であったのだ デザインもスイス人がしたような感じであった だから日本に送る物がないこの国でたった一つ「胸を張って」送れる品物であった
だからアルジェ市内の美・博物館や観光地の絵はがきは例外なく、「あまり買いたくないが思い出に仕方なく」買っていた 写真はアルジェ市内にある「バルド美術館」の物であろう 19c当時つまりフランスの植民地になる前の生活の復元展示であったと思われる
日本に帰ったら説明するために、買い込んだこういった絵はがき、サハラ砂漠までわざわざ取りに行った砂、サハラのこどもたちと物々交換で手に入れたサソリのエーテル漬けなどは今となっては次第に「ただの物」でしかなくなってきている
しかし当時彼の地で例外的に美しい印刷物があった それは切手であった その発行される切手のごく一部を除いてすべてスイス製であった 現在の日本の切手とほぼ同質であったのだ デザインもスイス人がしたような感じであった だから日本に送る物がないこの国でたった一つ「胸を張って」送れる品物であった
だからアルジェ市内の美・博物館や観光地の絵はがきは例外なく、「あまり買いたくないが思い出に仕方なく」買っていた 写真はアルジェ市内にある「バルド美術館」の物であろう 19c当時つまりフランスの植民地になる前の生活の復元展示であったと思われる
日本に帰ったら説明するために、買い込んだこういった絵はがき、サハラ砂漠までわざわざ取りに行った砂、サハラのこどもたちと物々交換で手に入れたサソリのエーテル漬けなどは今となっては次第に「ただの物」でしかなくなってきている
高知県土佐市のちょっとイイ看板 ― 2012年03月27日 21時29分35秒
「区切り打ち」の四国歩き遍路に行って来た 4日間で2日は雨という嬉しくない天気であった それでも予定通り第36番青龍寺までを済ませることが出来た ここまでが約400kmで遍路全体が1100kmを越えていることを考えると、まだ1/3しか終わっていないのだ
それはともかく、歩いているといろんな物や事が目に入ってくる 今回は高知県土佐市が道路のあちこちに掲示してある写真の看板である 「迷惑です!ふんを放置するなら犬を飼わない!! 犬のふんの放置は土佐市環境美化条例により処罰します」というものである
「犬のふん」の問題は全国どこの町でも問題になっており、我が市も「犬のふんはちゃんと処理しましょう」などと掲示してある それでも何人に一人は知らないフリして糞を放置している なかには道具やふくろを「飾り」にもって散歩している者さえいる つまりフンを実際には処理しないのである 悪質である
さて土佐市の「看板」であるが、「当然のことが出来ない人は犬を飼う資格がない」と言っているのだ 当たり前のことだが、そこまで言うのはやや爽快な感じである 「それでもフンを処理せず飼う人は罰金ですよ」と言うのも良い 日本では長い間「そこまで言わなくても・・しなくても・・」という道徳・倫理の問題にしてきた しかし外国ではもっとはっきりさせている
最近の日本では赤信号になってからも交差点に進入する車が多くなっている 大変危険である オーストラリアでは黄信号でも車はすぐに止まる 「オーストラリア人はマナーが素晴らしい!」と褒めると、「交差点にカメラが付いていて違反車はすぐに罰金が来るからさ」という それでもそれで交通マナーが良くなるのならそれで良い
日本では運転中の携帯電話も車の窓の違反フィルム貼付も警察が取り締まっているのさえ見たことがない また駐車場の障害者スペースに掲示があるのに平然とパークする健常者の車も多い しかし町の中心部での「喫煙・歩きタバコ」などは厳しく指導したら明らかに減ってきた 事の善悪が分かっている場合、こういう類の物は厳しくしすぎると言うことはないのだ
それはともかく、歩いているといろんな物や事が目に入ってくる 今回は高知県土佐市が道路のあちこちに掲示してある写真の看板である 「迷惑です!ふんを放置するなら犬を飼わない!! 犬のふんの放置は土佐市環境美化条例により処罰します」というものである
「犬のふん」の問題は全国どこの町でも問題になっており、我が市も「犬のふんはちゃんと処理しましょう」などと掲示してある それでも何人に一人は知らないフリして糞を放置している なかには道具やふくろを「飾り」にもって散歩している者さえいる つまりフンを実際には処理しないのである 悪質である
さて土佐市の「看板」であるが、「当然のことが出来ない人は犬を飼う資格がない」と言っているのだ 当たり前のことだが、そこまで言うのはやや爽快な感じである 「それでもフンを処理せず飼う人は罰金ですよ」と言うのも良い 日本では長い間「そこまで言わなくても・・しなくても・・」という道徳・倫理の問題にしてきた しかし外国ではもっとはっきりさせている
最近の日本では赤信号になってからも交差点に進入する車が多くなっている 大変危険である オーストラリアでは黄信号でも車はすぐに止まる 「オーストラリア人はマナーが素晴らしい!」と褒めると、「交差点にカメラが付いていて違反車はすぐに罰金が来るからさ」という それでもそれで交通マナーが良くなるのならそれで良い
日本では運転中の携帯電話も車の窓の違反フィルム貼付も警察が取り締まっているのさえ見たことがない また駐車場の障害者スペースに掲示があるのに平然とパークする健常者の車も多い しかし町の中心部での「喫煙・歩きタバコ」などは厳しく指導したら明らかに減ってきた 事の善悪が分かっている場合、こういう類の物は厳しくしすぎると言うことはないのだ




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