子どもが歩く、ウサギは走る ― 2015年10月11日 17時06分09秒
秋晴れの中、三割引の高速を飛ばして島根県立美術館に行ってきた お目当ては伊藤若冲、近年になって注目され始めた江戸期の絵師である 彼の動物画は最高であると思う 観察力と愛情が伺われる
その美術館は山陰の文化都市、松江の宍道湖畔にある そこの夕日は日本でもベスト5には入る美しさである また環境の整備もすばらしい 決して豊かな県ではない島根県が懸命に整備している様子が見て取れる
日頃なかなか見られない若冲の絵に浸った後、湖畔に出ると、若いカップル、退職した中年夫婦、カヌーをする若者グループがそれぞれに楽しんでいた
その中で、写真の子どもを連れた老人が嬉しそうに孫の世話をしていた その傍にはオブジェとして置かれたウサギの一団が走っていた 思わずシャッターを切っていた 此処はなんかほのぼのするのである 宍道湖畔はすてきな場所である
その美術館は山陰の文化都市、松江の宍道湖畔にある そこの夕日は日本でもベスト5には入る美しさである また環境の整備もすばらしい 決して豊かな県ではない島根県が懸命に整備している様子が見て取れる
日頃なかなか見られない若冲の絵に浸った後、湖畔に出ると、若いカップル、退職した中年夫婦、カヌーをする若者グループがそれぞれに楽しんでいた
その中で、写真の子どもを連れた老人が嬉しそうに孫の世話をしていた その傍にはオブジェとして置かれたウサギの一団が走っていた 思わずシャッターを切っていた 此処はなんかほのぼのするのである 宍道湖畔はすてきな場所である
ひまわりとコスモスが同居する備中国分寺 ― 2015年10月16日 19時06分13秒
写真は岡山県総社市にある備中国分寺の写真である ただ国分寺といっても奈良朝の聖武天皇の物ではない 長い歴史で寺が衰退した時期もあるが、江戸時代に五重塔が再建された
岡山市から総社市にかけての旧吉備路は古代山陽道が通っていた歴史街道である 巨大な古墳や旧豪族、旧山城などが目白押しである
そういう岡山の歴史地区の中心に当たるのがこの国分寺である 此処は岡山人の心の古里であり、写真を撮る者たちの集合スポットでもある 県外ナンバーの車が集まり、時には外国語も聞こえてくる
実は前の日に地元のテレビで此処が紹介された 吉備路の秋を出すのが岡山のテレビのルーティーンである 早速カメラを持って馳せ参じたのがこの私である
「何故ひまわりとコスモス?!」という疑問に対して「ニュース」では「夏に咲いたひまわりが種を落とし、コスモスと同時に芽を吹いた・・」と解説していた それはともかく、まずは写真を見ていただきたい でも何となく「違和感」はありませんか?
岡山市から総社市にかけての旧吉備路は古代山陽道が通っていた歴史街道である 巨大な古墳や旧豪族、旧山城などが目白押しである
そういう岡山の歴史地区の中心に当たるのがこの国分寺である 此処は岡山人の心の古里であり、写真を撮る者たちの集合スポットでもある 県外ナンバーの車が集まり、時には外国語も聞こえてくる
実は前の日に地元のテレビで此処が紹介された 吉備路の秋を出すのが岡山のテレビのルーティーンである 早速カメラを持って馳せ参じたのがこの私である
「何故ひまわりとコスモス?!」という疑問に対して「ニュース」では「夏に咲いたひまわりが種を落とし、コスモスと同時に芽を吹いた・・」と解説していた それはともかく、まずは写真を見ていただきたい でも何となく「違和感」はありませんか?
「もっとも危険な国宝」三徳山投入堂 ― 2015年10月23日 22時04分53秒
数年前からの懸案であった鳥取県の「もっとも危険な国宝」といわれる三徳山三佛寺の投入堂に登ってきた わざわざ「登ってきた」というのはそこがよじ登るような場所であったからである ご存じかも知れないが、最近では「日本遺産」第一号に認定された場所である
遡ること数年前、私たち夫婦は「四国歩き遍路」を4年かけて完歩した 四国の山間地、市街地に散在する寺院八十八ヵ所を巡り巡った その距離は約1100km、雨風にも暑さ寒さにも悩まされた そこには「遍路転がし」ともいわれる「お遍路さん」泣かせの場所も多々あった
それでも今回のようにたった往復2時間で距離は短いとはいえ、腕力も使って斜面をよじ登ったのは初めての経験であった その平安末期に建立された「投入堂」は山岳宗教(修験道)役行者ゆかりの修行の場である急峻な山の崖下に静かにおわしていた 辺りの空気も何となく違っていた 「此処まで来て良かった」と感じられた
仙台から来たという私たちより少し年上のご夫婦の奥様はしみじみ「長い間来たかった場所です やっと来ました」と仰った 去り難い様子だった そういう場所の写真である
(内部リンク)「日本遺産・三徳山三佛寺・投入堂」
http://konotabi.com/Photo2015/2015JPNMatsueEnglishGarden/top.html
遡ること数年前、私たち夫婦は「四国歩き遍路」を4年かけて完歩した 四国の山間地、市街地に散在する寺院八十八ヵ所を巡り巡った その距離は約1100km、雨風にも暑さ寒さにも悩まされた そこには「遍路転がし」ともいわれる「お遍路さん」泣かせの場所も多々あった
それでも今回のようにたった往復2時間で距離は短いとはいえ、腕力も使って斜面をよじ登ったのは初めての経験であった その平安末期に建立された「投入堂」は山岳宗教(修験道)役行者ゆかりの修行の場である急峻な山の崖下に静かにおわしていた 辺りの空気も何となく違っていた 「此処まで来て良かった」と感じられた
仙台から来たという私たちより少し年上のご夫婦の奥様はしみじみ「長い間来たかった場所です やっと来ました」と仰った 去り難い様子だった そういう場所の写真である
(内部リンク)「日本遺産・三徳山三佛寺・投入堂」
http://konotabi.com/Photo2015/2015JPNMatsueEnglishGarden/top.html
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