吉備路・備中国分寺の早い秋2019年09月20日 21時13分37秒

赤米の稔る備中国分寺界隈
 岡山で写真を撮る人間は一年に何度かは来る場所がある
備中国分寺である ただ名前はそうだが聖武天皇とはやや縁が遠い
奈良時代の寺はとっくに消滅し、江戸期に名前だけ引き継ぎ復興した
それでも岡山県ただ一つの五重塔がある景色はたまらない

 その一帯は日本第4位という巨大な前方後円墳や方墳、古代朝鮮式山城である鬼の城、一の宮である吉備津神社などがあり、岡山人からいうと備前、備中の原点ともいえる 大げさにいえば「心のふるさと」である

 さて国分寺だが近隣農家が協力し、蓮華、菜の花、ひまわり、コスモスなどを植えて「観光協力」をしてきた経緯がある 久しぶりに訪れるとなんと古代米である赤米が植わっていた そういう早い秋の風景である

今年初めて咲いた月下美人2019年06月27日 21時46分16秒

今年初めて咲いた我が家の胡蝶蘭
 我が家で長い間咲いてくれた月下美人の木が老化したので、枝を切ってコケに挿してから三年目、やっと咲いてくれた

 数多くの花々もそれぞれの良さがあるが、気品がある、上品な花といえばまずは蓮であろう 何しろ仏様の花である

 そして私見であるがこの月下美人が続くのであろうか その白くて花弁も美しい姿には惚れ惚れする また香りも華やかで気品がある そしてもう一つ、夕方に開花をはじめて夕刻九時には満開になり、日が変わるころにはもうしぼみ始めて、朝にはもう終わりですという姿になる なんと儚くも美しい花であろうか

 今年は秋までにどのくらい咲くのであろうか 楽しみである

「荒城の月」の岡城は良い城2019年05月09日 19時09分07秒

岡城の石垣
 全国の城巡りが好きな筆者も九州の城にはなかなか行けてなかった この春やっと北半分の城を回れた

 まずは小倉城、福岡城、唐津城、名護屋城、佐賀城、吉野ケ里遺跡、原城、島原城と岡城まで行けた どの城も良い城たちだが、とくに岡城は魅力的であった

 といっても天守はもちろん、櫓の一つも残ってはいない 岡藩はたった七万石でその割にはスケールがでかい まずは標高325mの山城であること、縄張りが広く雄大であること、そして石垣が高いこと特に二の丸の石垣は25mもあるという

 説明板にはあの穴太衆が関わったとあった あの安土城をはじめとして多くの建造物を造った石工集団である 関西から呼び寄せたらしい 道理で迫力がある

 もうひとつ、行った時期が桜満開の時で、景色に彩を与えていた
また「荒城の月」の滝廉太郎像も二の丸跡にあった 彫刻家朝倉文雄の作だという

 そういう訳で大満足の山城であった

 内部リンク:岡城
 http://konotabi.com/Photo2019/JPNKushuOkajo/top.html

やはり白馬はすてき2019年03月04日 16時36分08秒

白馬47よりみる五龍岳
 毎年訪れる信州、かならず志賀高原と白馬で滑っている
特に白馬一帯は雪もよく、日替わりでスキーエリアを滑る
それぞれのエリアには個性があり気分も変わるのが良い

 さらに借景の山々のそれぞれがまた個性があふれる
名前の元の白馬岳だけでなく、五龍岳、唐松岳、鑓ヶ岳などが
自己主張をしている

 写真は白馬47スキー場上部から撮った五龍岳である
有名な「武田菱」はやや不明瞭だが形がよい
また八方スキー場から見ると角度が変わりまた良い

また来年も会いに来ますよ

 内部リンク:信州の冬2019・白馬エリアのスキーエリア
 http://konotabi.com/Photo2019/JPNNaganoHakubaSki/top.html

嵯峨野の名刹、二尊院の秋2018年12月20日 17時40分24秒

二尊院山門前の人力車
 毎春秋訪れる京都だが、京都は奥深くなかなか見終われない 行っても行っても寺社がまだまだある

 京の世界遺産は当然だが、名刹古刹が無尽蔵で困ってしまうのである
今回は見残した寺社をつぶして回った 嵯峨野の祇王寺や清凉寺など気になっていた寺を訪れた

 写真は祇王寺に行く途中で、すでに二回行った名刹二尊院の山門前を通った時の写真である 最近の歴史的観光地では着物姿や人力車が目につく 外国人が多いが日本人も喜んでこういう姿を好む そういうショットである

 内部リンク:今回の京都巡り
  http://konotabi.com/renewalinfo2/renewalwinter.htm

田舎の山里の秋2018年11月21日 23時05分13秒

鳥取の山里の秋
 写真は鳥取県日南町の景色である 先日此処の友人宅を訪問した折のものである この地は景色も水も空気も素敵な場所で、最低年一回は行っている

 車で走っていたら、「紅葉」「柿」「ススキ」と秋の三拍子が目に入り、慌てて停車し撮ったものである やはり秋は素敵な季節である

山陰の代表的弥生遺跡・妻木晩田遺跡2018年08月27日 22時54分00秒

鳥取県のむきばんだ遺跡の復元住居
 最近は鳥取県の歴史遺跡や城などに行っている 前回は鳥取城祉に上がってきた 天守閣跡からあの鳥取砂丘が意外に近く見えた

 今回は鳥取の二大弥生遺跡を見に行った 一つは妻木晩田(むきばんだ)遺跡、もう一つは青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡である

 写真は妻木晩田遺跡の復元住居である 日本海を見下ろす高台にある 向こうは弓ヶ浜半島である 水田は丘下にあったようである

 私は青森の三内丸山遺跡や静岡の登呂遺跡も行ったが、やはり水田跡や住居跡だけではイメージが湧きにくい なのでこのような復元住居群がありがたいし、写真にもなる そういう写真である
 
 内部リンク:妻木晩田遺跡
 http://konotabi.com/photo2018/JPNTotottriMukibanda/top.html

やはり夏の定番は向日葵ですね2018年08月27日 22時22分59秒

倉吉市郊外のひまわり畑
 この暑い中、鳥取県の弥生遺跡・妻木晩田(むきばんだ)遺跡に行ってきた その帰りに、通りかかった倉吉市近郊の景色である

 こういう風景は日本中至る所にあると思う それでもクルマを停めてシャッターを切ってしまったショットである

奈良時代より知られる養老の滝2018年07月06日 21時22分58秒

養老の滝
 久しぶりに彦根城、関ヶ原に行ったついでにまたも養老の滝に行った ご存じ、奈良朝の女帝元正天皇がこの地に行幸して滝に感銘をし、わざわざ年号を「養老」に改めたという滝である 日本の年号でこのような由来はない

 「日本の滝百選」や「名水百選」にも指定されている名瀑であるが、落差32mや水量でもこれより規模の大きい滝も多い それでも江戸期に浮世絵師、歌川広重や葛飾北斎が描いたところをみると、日本を代表する滝の一つと言っていいだろう

今年も滑った白馬と志賀高原2018年02月15日 21時35分56秒

志賀高原横手山スキーエリア
 毎年片道8時間以上かけてドライブし、訪問する信州のスキー場である しかし今年最大級の寒波が押し寄せ、特に白馬の各スキー場では毎日吹雪状態でメインのゴンドラが停止し、上部のエリアにあがれない状態だった

 それでも白馬では毎日日替わりで違うスキー場で滑った どこでも外国人の多いことで、場所によっては過半数が外国人、特に白人が増加していた 英語だけでなく、ロシア語やスペイン語も聞こえていた 

 もう一つの変化はヘルメット着用が圧倒的に増え、安全面でやっと日本も外国のスキー場並になってきた 当然のことではある

 写真は移動したあとの志賀高原の横手山でのもので、このころには天候も安定していた 山頂には標高2307mの「日本一高いパン屋さん」がある

内部リンク:志賀高原のスキーエリア
   http://konotabi.com/photo2018/JPNNaganoShigaWinter/top.html