沖縄県民のこころは? ― 2007年09月30日 22時58分49秒
今日の読売新聞の記事にこういうのがあった 少し長いが引用する
「教科書検定・沖縄11万人撤回要求 【集団自決】県民集会」 「沖縄戦の集団自決に日本軍の強制があったとする表現を修正させた高校日本史の教科書検定問題を巡り、検定意見撤回を求める超党派の沖縄県民大会が29日、同県宜野湾市の宜野湾海浜公園を主会場に開かれた 同時開催の石垣、宮古島両市会場と合わせて約11万6000人(主催者発表)が参加し、『集団自決が日本軍の関与なしに起こりえなかったことを伝えるのは我々の責務』とする決議を採択した・・・」
戦争中という異常で極限まで追いつめられた状況とはいえ、いったい誰が自ら死のうとするのか? みなさんはご自分をその状況に当てはめてみるとよく分かるだろう どんな状況でも人は死にたくない 「生きたい!」と思うのが自然の摂理だ アメリカ軍が艦砲射撃をし、爆弾が雨あられと降ってくるとき、県民は逃げまどい、防空壕に隠れようとしたという その時、自分を守ってくれるはずの「(旧)大日本帝国陸軍」はこう言ったという 「ここは国を守る兵士がいる場所だ おまえたちは足手まといになるから死になさい・・」と こう言って指揮官は手榴弾を渡したという
こうして死んでいった沖縄県民は無念だったに違いない そういうことを伝え聞いた沖縄同胞たちは泣きくれたであろう そうして戦後、沖縄だけがアメリカに占領、統治され、土地は基地に取られた 婦女子は米兵に陵辱された 苦労の末日本に帰った時も米軍基地は残ったまま、本土の「身代わり」になった
いったいだれが今頃になってこういう集会を開くだろうか?当たり前の本当のことさえ「教科書」の記述さえ削られ、「そんなことはなかった」ことになろうとしている 彼らの死は無駄になるのだろうか 戦争をした兵士でさえ「靖国神社」で祀られ、歴代の首相が参拝している それなのに手榴弾を渡された県民の死はまったく認められない-こんなことがあって良いのだろうか?
ことの発端は政治を放りだし、投げ出したあの「A首相」が「美しい国」と言って、「今までの歴史を見直す」ことから始まった しかしその首相はぜんぜん「美しく」なかった むしろ醜かった こういう人が「見直した歴史」は「事実の歪曲」であった 沖縄県民が怒るのは無理がない 「超党派」という事実がそれを物語る
なぜ政府はここまでするのか? なぜ「旧軍は悪くない」とするのか? なぜ軍隊をかばうのか? 今の自衛隊とどういう関係なのか? 何を目指しているのか? 冷静に見つめ考えたいものだ ここで少し歴史を巻き戻したい 本当に日本が「美しい国」になるために
「教科書検定・沖縄11万人撤回要求 【集団自決】県民集会」 「沖縄戦の集団自決に日本軍の強制があったとする表現を修正させた高校日本史の教科書検定問題を巡り、検定意見撤回を求める超党派の沖縄県民大会が29日、同県宜野湾市の宜野湾海浜公園を主会場に開かれた 同時開催の石垣、宮古島両市会場と合わせて約11万6000人(主催者発表)が参加し、『集団自決が日本軍の関与なしに起こりえなかったことを伝えるのは我々の責務』とする決議を採択した・・・」
戦争中という異常で極限まで追いつめられた状況とはいえ、いったい誰が自ら死のうとするのか? みなさんはご自分をその状況に当てはめてみるとよく分かるだろう どんな状況でも人は死にたくない 「生きたい!」と思うのが自然の摂理だ アメリカ軍が艦砲射撃をし、爆弾が雨あられと降ってくるとき、県民は逃げまどい、防空壕に隠れようとしたという その時、自分を守ってくれるはずの「(旧)大日本帝国陸軍」はこう言ったという 「ここは国を守る兵士がいる場所だ おまえたちは足手まといになるから死になさい・・」と こう言って指揮官は手榴弾を渡したという
こうして死んでいった沖縄県民は無念だったに違いない そういうことを伝え聞いた沖縄同胞たちは泣きくれたであろう そうして戦後、沖縄だけがアメリカに占領、統治され、土地は基地に取られた 婦女子は米兵に陵辱された 苦労の末日本に帰った時も米軍基地は残ったまま、本土の「身代わり」になった
いったいだれが今頃になってこういう集会を開くだろうか?当たり前の本当のことさえ「教科書」の記述さえ削られ、「そんなことはなかった」ことになろうとしている 彼らの死は無駄になるのだろうか 戦争をした兵士でさえ「靖国神社」で祀られ、歴代の首相が参拝している それなのに手榴弾を渡された県民の死はまったく認められない-こんなことがあって良いのだろうか?
ことの発端は政治を放りだし、投げ出したあの「A首相」が「美しい国」と言って、「今までの歴史を見直す」ことから始まった しかしその首相はぜんぜん「美しく」なかった むしろ醜かった こういう人が「見直した歴史」は「事実の歪曲」であった 沖縄県民が怒るのは無理がない 「超党派」という事実がそれを物語る
なぜ政府はここまでするのか? なぜ「旧軍は悪くない」とするのか? なぜ軍隊をかばうのか? 今の自衛隊とどういう関係なのか? 何を目指しているのか? 冷静に見つめ考えたいものだ ここで少し歴史を巻き戻したい 本当に日本が「美しい国」になるために
あ~!空港でワイン二本取られちゃった! ― 2007年09月04日 23時28分31秒
私は自称「旅フリーク」、まあまあ「こなれている」と自負していた しかし今回は私の「完敗」であった 今回のニュージーランド・スキーツアーはいつも通り荷物は多かった スキーブーツやスキー・グッズは意外と重く、毎回荷造りに苦労していた
今回もNZ土産に買ったワインと瓶ビールそれぞれ二本が重くて、難渋していた そこでこれまでのように、チェックト・バゲージ(預け荷物)ではなく、キャリーオン・バゲージとして機内持ち込みをしようと考えた もしチェックト・バゲージで制限をオーヴァーすると、大変なお金(ファーストクラス料金を基準)を取られるからであった
最近の空港ではチェックは厳しい 特に今年になって、「液体はほぼ禁止」(100ml以下)というくらい厳しくなっていた それはイギリスでのテロ未遂事件に由来する そんなことはとっくに知っていたが、まさかそれが自分に振りかぶってくるとは思っても居なかった
今までは荷造りで「ヤバイ」と思ったときは、背中に担いで機内に持ち込んでいた ところが今回は「ワイン二本」が引っかかったのだ オフィサーは「このワインは規定違反だ 駄目だ」と宣う おかしい!今まではこれで通っていたのだ
私は簡単には引き下がれない 土産が減ってしまうのだ 「なぜだ?」「この表のように100ml以下しか認められない」「なら、一本なら良いか?」「それも駄目」「・・・・・分かった 仕方ない」 彼は勝ち誇ったようにワイン二本を没収した 「まさか仕事の後で、このワインを飲むんじゃないんだろうな?」と疑心暗鬼の私
惨めな気持ちの私はブースの近くの「免税ワインショップ」で、またワイン二本を購入した 没収しておいて、中でまた買わせて儲けるのが彼らのやり方・・と思ってしまった今回であった ぐやじ~~い!
今回もNZ土産に買ったワインと瓶ビールそれぞれ二本が重くて、難渋していた そこでこれまでのように、チェックト・バゲージ(預け荷物)ではなく、キャリーオン・バゲージとして機内持ち込みをしようと考えた もしチェックト・バゲージで制限をオーヴァーすると、大変なお金(ファーストクラス料金を基準)を取られるからであった
最近の空港ではチェックは厳しい 特に今年になって、「液体はほぼ禁止」(100ml以下)というくらい厳しくなっていた それはイギリスでのテロ未遂事件に由来する そんなことはとっくに知っていたが、まさかそれが自分に振りかぶってくるとは思っても居なかった
今までは荷造りで「ヤバイ」と思ったときは、背中に担いで機内に持ち込んでいた ところが今回は「ワイン二本」が引っかかったのだ オフィサーは「このワインは規定違反だ 駄目だ」と宣う おかしい!今まではこれで通っていたのだ
私は簡単には引き下がれない 土産が減ってしまうのだ 「なぜだ?」「この表のように100ml以下しか認められない」「なら、一本なら良いか?」「それも駄目」「・・・・・分かった 仕方ない」 彼は勝ち誇ったようにワイン二本を没収した 「まさか仕事の後で、このワインを飲むんじゃないんだろうな?」と疑心暗鬼の私
惨めな気持ちの私はブースの近くの「免税ワインショップ」で、またワイン二本を購入した 没収しておいて、中でまた買わせて儲けるのが彼らのやり方・・と思ってしまった今回であった ぐやじ~~い!
「もしもし日経リサーチですが・・・」 ― 2007年07月20日 11時10分05秒
朝の忙しい時間に電話が鳴った 他の手を止めて受話器を取った
ーもしもし・・
「こちらニッケイ・リサーチともうします 現在ビールの嗜好調査をしていますので、ご協力ください」
ー日経リサーチって日本経済新聞の系列会社ですか?
「あっそうです」
ーサンプル調査ですよね それなら数を出さないと正確な統計が出ないでしょう?全国では何軒調べるんですか?
「・・・・・・・・・あの今回は岡山だけです」
ー岡山では何軒ですか?
「・・・・・・・・100軒です」
ーでは出来る限り協力しましょう
「あのー今何歳ですか?」
ー60歳です
「今回は20歳から49歳までの調査です すみません失礼しました(ガチャ)」
ほんとに失礼だ!50歳以上ははじめから除外されている これからは「高齢化社会」なんだぞ!中高年はビールを飲まないと思っているのか?!
ーもしもし・・
「こちらニッケイ・リサーチともうします 現在ビールの嗜好調査をしていますので、ご協力ください」
ー日経リサーチって日本経済新聞の系列会社ですか?
「あっそうです」
ーサンプル調査ですよね それなら数を出さないと正確な統計が出ないでしょう?全国では何軒調べるんですか?
「・・・・・・・・・あの今回は岡山だけです」
ー岡山では何軒ですか?
「・・・・・・・・100軒です」
ーでは出来る限り協力しましょう
「あのー今何歳ですか?」
ー60歳です
「今回は20歳から49歳までの調査です すみません失礼しました(ガチャ)」
ほんとに失礼だ!50歳以上ははじめから除外されている これからは「高齢化社会」なんだぞ!中高年はビールを飲まないと思っているのか?!
もうやめよう、「**王子」の濫用 ― 2007年07月18日 11時24分50秒
最近は国中が「王子ブーム」である その前は「ヨンさまブーム」(=これも一種の「王子」といえなくもない)だった まあ世の中は暗いニュースばかりだから、ロマンや空騒ぎの核(話題)が要るのは仕方がないかもしれないが・・
その魁はあの野球の「ハンカチ王子」である 顔も端正、激さずクールな態度の細身青年は、一瞬のうちに「ヒーロー」になった 数年まではヨンさまの「追っかけ」をやっていた中高年婦人たちは針路を転身したのだ
その次はゴルフの「ハニカミ王子」である 高校生が大きな大会を爽やかに制した時に、地元のTV中継アナが思わず言った言葉が起源だそうだ それからは「ふっくら王子」という少年も最近現れた
もともと「王子」は歴史上「由緒正しい家柄」で生まれ、王族・貴族の素養を身につけた方たちで・・特にヨーロッパで使われてきた 今でも王制や貴族制度が残る地帯である 日本はすでに貴族制度は廃止された 「市民」平等・・である そういう意味では、今の日本では王子なんて物はないはずなのである わが日本の皇室も王子(プリンス)とは読んでいない 皇太子・親王・内親王・・などと呼ぶ
それでも将来を嘱望される若者たちのことを、期待を込めて比喩的に「王子」を呼ぶことは世界中でままある サッカーの貴公子といわれたあのベッカムでも王子とは呼ばれない しかしこの貴公子は体に入れ墨(タットー)を入れている 本当の王子はタットーはしないものだ それはまあどうでも良い
しかしここ数日、マスコミの報道で「監禁王子」が裁判中・・という報道(特にある局)がされ始めた 明らかに犯罪者(又は容疑者)に「王子」の呼称はどうだろうか?!彼は数人の若い女性を監禁し、多大なる苦痛を与え、人権と身体と将来を傷つけた犯罪者である 百歩譲っても「王子」なんかでは絶対にない またそういうネーミングをするマスコミの良識を疑ってしまう 電波は公共の器である ここに日本マスコミの危険性が見え隠れする
その考えでゆくのなら、若い女性を強姦しまくった「イケメン変態男」は「ファック王子」であり、京都の某有名D大学ラグビー部員たちは「やりまくりアスリート王子」になってしまう また電車で痴漢した男子大学生は「スキンシップ王子」であろうか?
すべてがおかしい昨今の日本の姿は、決して「先進国」とは呼べない 民度も下がり、走る列車の中で若い女性が性的暴行を受けても、乗客は誰一人車掌に連絡さえしなかった 政治家も社会にも「理想や理念」が欠如している 特に前者は最低の説明責任(アカウンタビリティー)さえも果たしていない
昨日今日と顔の絆創膏で様々な憶測を呼んでいるA農水大臣は祖父が岸信介内閣で農林相・防衛庁長官をつとめた「大物政治家」だ 地元でも派閥でも次世代を担う「プリンス」(王子)と呼ばれているらしい これもとんだ「王子」になってしまった 記者団質問への答弁のいい加減さといい、説得力のなさ、頼りなさといい、怒りより失笑を買ってしまった 彼の場合は「不審絆創膏・不明事務所諸経費・不当入居議員会館等関連疑惑王子」という長い称号になるのだろうか?
その魁はあの野球の「ハンカチ王子」である 顔も端正、激さずクールな態度の細身青年は、一瞬のうちに「ヒーロー」になった 数年まではヨンさまの「追っかけ」をやっていた中高年婦人たちは針路を転身したのだ
その次はゴルフの「ハニカミ王子」である 高校生が大きな大会を爽やかに制した時に、地元のTV中継アナが思わず言った言葉が起源だそうだ それからは「ふっくら王子」という少年も最近現れた
もともと「王子」は歴史上「由緒正しい家柄」で生まれ、王族・貴族の素養を身につけた方たちで・・特にヨーロッパで使われてきた 今でも王制や貴族制度が残る地帯である 日本はすでに貴族制度は廃止された 「市民」平等・・である そういう意味では、今の日本では王子なんて物はないはずなのである わが日本の皇室も王子(プリンス)とは読んでいない 皇太子・親王・内親王・・などと呼ぶ
それでも将来を嘱望される若者たちのことを、期待を込めて比喩的に「王子」を呼ぶことは世界中でままある サッカーの貴公子といわれたあのベッカムでも王子とは呼ばれない しかしこの貴公子は体に入れ墨(タットー)を入れている 本当の王子はタットーはしないものだ それはまあどうでも良い
しかしここ数日、マスコミの報道で「監禁王子」が裁判中・・という報道(特にある局)がされ始めた 明らかに犯罪者(又は容疑者)に「王子」の呼称はどうだろうか?!彼は数人の若い女性を監禁し、多大なる苦痛を与え、人権と身体と将来を傷つけた犯罪者である 百歩譲っても「王子」なんかでは絶対にない またそういうネーミングをするマスコミの良識を疑ってしまう 電波は公共の器である ここに日本マスコミの危険性が見え隠れする
その考えでゆくのなら、若い女性を強姦しまくった「イケメン変態男」は「ファック王子」であり、京都の某有名D大学ラグビー部員たちは「やりまくりアスリート王子」になってしまう また電車で痴漢した男子大学生は「スキンシップ王子」であろうか?
すべてがおかしい昨今の日本の姿は、決して「先進国」とは呼べない 民度も下がり、走る列車の中で若い女性が性的暴行を受けても、乗客は誰一人車掌に連絡さえしなかった 政治家も社会にも「理想や理念」が欠如している 特に前者は最低の説明責任(アカウンタビリティー)さえも果たしていない
昨日今日と顔の絆創膏で様々な憶測を呼んでいるA農水大臣は祖父が岸信介内閣で農林相・防衛庁長官をつとめた「大物政治家」だ 地元でも派閥でも次世代を担う「プリンス」(王子)と呼ばれているらしい これもとんだ「王子」になってしまった 記者団質問への答弁のいい加減さといい、説得力のなさ、頼りなさといい、怒りより失笑を買ってしまった 彼の場合は「不審絆創膏・不明事務所諸経費・不当入居議員会館等関連疑惑王子」という長い称号になるのだろうか?
こちらの方コーヒーになります ― 2007年05月22日 23時12分42秒
3回続けて「旅ブログ」の内容と離れて申し訳ないが、もう一回だけ書く
「こちらの方コーヒーになります」初めて聞いたときは一瞬「ん?」と思った
二人以上でコーヒーと紅茶を頼んだのならこういう状況もあり得るが、たった一人で注文したのだ しかも、二人の場合でも正しくは「こちらがコーヒーです」で良いわけだ
まだ中身を見る前だったので、ひょっとして<中身が一瞬にしてコーヒーに変化するのか>とも思ったが、そこは「手品の部屋」ではなかった 案の定、はじめからコーヒーのままだった これだったらはじめから「コーヒーをおもちしました」でも、単に「お待たせしました」でも良いのだ
もう一つある 「コーヒーの方おもちしました」というのもある これも「の方」はなくて良い この「方」はどうも方向ではないらしい 最近<消火器押し売り>というのがあって、「消防署の方から来ました」といって消防署員になりすまして、消火器を高く売りつけるとう「犯罪」があるらしい この場合も本当の消防署員なら「消防署から来ました」でよいのだが、消防署はそんな業務はしていない 要するに「消防署のある方向から来ました」という意味なのだ
我々年輩からみて最近の言葉遣いには「あれ?」と思う物はたくさんある
「XXさんとか言う人はいますか?」(「とか」って何?それに他人に「いますか」はないだろう)
「おしゃれぽいミタイナー・・」(オッさんは見たくないなー)
「ウチのお母さんわぁー」(むかしは「他人の前では<母>と言いなさい」といわれていたんだぞ 二十歳過ぎても使っていますぞ)
「ビミュー」(どうも否定形を婉曲に言うらしい 本当に微妙な時はどう言うのだろうか?「ビミューにビミョー」ならどういう意味なのか?)
以上初老の戯言おわり
「こちらの方コーヒーになります」初めて聞いたときは一瞬「ん?」と思った
二人以上でコーヒーと紅茶を頼んだのならこういう状況もあり得るが、たった一人で注文したのだ しかも、二人の場合でも正しくは「こちらがコーヒーです」で良いわけだ
まだ中身を見る前だったので、ひょっとして<中身が一瞬にしてコーヒーに変化するのか>とも思ったが、そこは「手品の部屋」ではなかった 案の定、はじめからコーヒーのままだった これだったらはじめから「コーヒーをおもちしました」でも、単に「お待たせしました」でも良いのだ
もう一つある 「コーヒーの方おもちしました」というのもある これも「の方」はなくて良い この「方」はどうも方向ではないらしい 最近<消火器押し売り>というのがあって、「消防署の方から来ました」といって消防署員になりすまして、消火器を高く売りつけるとう「犯罪」があるらしい この場合も本当の消防署員なら「消防署から来ました」でよいのだが、消防署はそんな業務はしていない 要するに「消防署のある方向から来ました」という意味なのだ
我々年輩からみて最近の言葉遣いには「あれ?」と思う物はたくさんある
「XXさんとか言う人はいますか?」(「とか」って何?それに他人に「いますか」はないだろう)
「おしゃれぽいミタイナー・・」(オッさんは見たくないなー)
「ウチのお母さんわぁー」(むかしは「他人の前では<母>と言いなさい」といわれていたんだぞ 二十歳過ぎても使っていますぞ)
「ビミュー」(どうも否定形を婉曲に言うらしい 本当に微妙な時はどう言うのだろうか?「ビミューにビミョー」ならどういう意味なのか?)
以上初老の戯言おわり
「一万円からお預かりします」!? ― 2007年05月21日 00時01分52秒
今回もこの「旅ブログ」のテーマとは離れる 「ごめんやしておくれやす」
もう初老に入ったオジさん、もとへ、オジイさんからいうと、最近の日本語はナンカ変だ むかしはこんな言い方してたかなあ?
お店で「一万円からお預かりします」・・・「ん?一万円から何を預かるの??」単に「一万円をお預かりします」で良いのでは・・?言葉の使い方は難しい だから、いつの時代も間違った用法はいくらでもあった
まあ言葉の専門家でない者にとっては、耳から入った言葉だし、勘違いや思い違いがあるのは仕方がない しかし、どこのスーパーやコンビに行っても同じ使い方である 誰かが仕組んでいるとしか思えない 誰なんだ? おかしな言葉を広めようとしている者は?
言葉のプロであるアナウンサーでさえ、最近は「おやっ?」と思う言葉遣いが多い 「先ほどの・・の中に・・と言う表示がありましたが、間違っておりました 訂正してお詫びいたします」 「まずお詫びしてから訂正ではないのでは?」また、「先ほどの・・の中に<不適切な発言>がありました お詫びいたします」「ん?いったいどんな不適切な表現のことなのか?ちゃんと言えよなあ」どこが<不適切>なのか分かりませえ~ん
まだあるぞ!TV番組のインタビューで、高校生に「学生さんに訊いてみましょう」「馬鹿者!中学生や高校生は<生徒>だ <学生>とは大学生のことだ 小学生は<児童>、幼稚園は<園児>である」 法律に書いてあるんです そのくらいは勉強してよね TV局もディレクターも「アンカー・パーソン」も「プロ」なんだからね フランス人くらいのプライドを持ってよね!
もう初老に入ったオジさん、もとへ、オジイさんからいうと、最近の日本語はナンカ変だ むかしはこんな言い方してたかなあ?
お店で「一万円からお預かりします」・・・「ん?一万円から何を預かるの??」単に「一万円をお預かりします」で良いのでは・・?言葉の使い方は難しい だから、いつの時代も間違った用法はいくらでもあった
まあ言葉の専門家でない者にとっては、耳から入った言葉だし、勘違いや思い違いがあるのは仕方がない しかし、どこのスーパーやコンビに行っても同じ使い方である 誰かが仕組んでいるとしか思えない 誰なんだ? おかしな言葉を広めようとしている者は?
言葉のプロであるアナウンサーでさえ、最近は「おやっ?」と思う言葉遣いが多い 「先ほどの・・の中に・・と言う表示がありましたが、間違っておりました 訂正してお詫びいたします」 「まずお詫びしてから訂正ではないのでは?」また、「先ほどの・・の中に<不適切な発言>がありました お詫びいたします」「ん?いったいどんな不適切な表現のことなのか?ちゃんと言えよなあ」どこが<不適切>なのか分かりませえ~ん
まだあるぞ!TV番組のインタビューで、高校生に「学生さんに訊いてみましょう」「馬鹿者!中学生や高校生は<生徒>だ <学生>とは大学生のことだ 小学生は<児童>、幼稚園は<園児>である」 法律に書いてあるんです そのくらいは勉強してよね TV局もディレクターも「アンカー・パーソン」も「プロ」なんだからね フランス人くらいのプライドを持ってよね!
青春18きっぷは疲れますねぇ ― 2007年04月14日 01時36分50秒

今回(2007春)発行のJR「青春18きっぷ」は史上最低値の8000円でした 通常の11500円でも高くないのに、これは愛好者には堪えられないお値段でした 電車の中高年たちは決まってこのきっぷです 何か可笑しくなりました
と言うわけで、京都2回、広島1回、奈良1回と行って来ました 「あれ?あと一回は?」と思った方は、リピーターですね 実は連日の外出で疲れてパスしてしまいました 関西から帰るのが会社の退出時間と重なり、また中高年きっぷ愛好者がラッシュして、ずっと立ちずくめだったのです これからはベイビーブーマーの増加に伴って、愛好者は増えていくでしょう
さて本題に入ります 京都の地下鉄でこんな宣伝に出会いました 別にお金はもらってはいませんが、何か興味深い宣伝でした 内容を紹介します
地下鉄今出川駅の隣になにがあるか知ってますか?
車に乗ったまま利用できる
ドライブスルーがあって
女性のプライバシーを守る
女性専用の入り口があって
世界の一流ブランド品を
格安で販売するお店があって
でも看板やのれんのないお店
さてここはなにでしょう?
(ふきだしで)
し・・・・・・質屋さん?
「わかりにくい」のがありがたい
(以下地図と店名とフリーコール電話が書いてある)
うまいコマーシャルです ちょっと考えさせらました
かなり考えたコピーでしょう
私が学生だった頃は、「質屋」はほんとに「最後に行く場所」でした
それが「周りに気を遣いながらも、気楽に行けてすぐに金が手に入る、
その金でカノジョとデートできる
またカレシにルイ・ヴィトンのバッグを貢いでもらった女性は
遠慮なく金に換えてまた遊べる・・」
こういう軽薄な時代のニーズに合ったすばらしいコピーだと思います
だけど悲しいことに、オジさんはやはりこのコピーについていけないのです
(参考)今回の旅で撮った写真です
(清水寺、金閣寺は前のページにリンクがあります)
京都・醍醐寺
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/DaigojiTemple/DaigojiCherrytree.htm
広島・厳島神社
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/miyajima/ItsukusimaShrine.htm
奈良・法隆寺
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/horyujitmpl/07sp.htm
と言うわけで、京都2回、広島1回、奈良1回と行って来ました 「あれ?あと一回は?」と思った方は、リピーターですね 実は連日の外出で疲れてパスしてしまいました 関西から帰るのが会社の退出時間と重なり、また中高年きっぷ愛好者がラッシュして、ずっと立ちずくめだったのです これからはベイビーブーマーの増加に伴って、愛好者は増えていくでしょう
さて本題に入ります 京都の地下鉄でこんな宣伝に出会いました 別にお金はもらってはいませんが、何か興味深い宣伝でした 内容を紹介します
地下鉄今出川駅の隣になにがあるか知ってますか?
車に乗ったまま利用できる
ドライブスルーがあって
女性のプライバシーを守る
女性専用の入り口があって
世界の一流ブランド品を
格安で販売するお店があって
でも看板やのれんのないお店
さてここはなにでしょう?
(ふきだしで)
し・・・・・・質屋さん?
「わかりにくい」のがありがたい
(以下地図と店名とフリーコール電話が書いてある)
うまいコマーシャルです ちょっと考えさせらました
かなり考えたコピーでしょう
私が学生だった頃は、「質屋」はほんとに「最後に行く場所」でした
それが「周りに気を遣いながらも、気楽に行けてすぐに金が手に入る、
その金でカノジョとデートできる
またカレシにルイ・ヴィトンのバッグを貢いでもらった女性は
遠慮なく金に換えてまた遊べる・・」
こういう軽薄な時代のニーズに合ったすばらしいコピーだと思います
だけど悲しいことに、オジさんはやはりこのコピーについていけないのです
(参考)今回の旅で撮った写真です
(清水寺、金閣寺は前のページにリンクがあります)
京都・醍醐寺
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/DaigojiTemple/DaigojiCherrytree.htm
広島・厳島神社
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/miyajima/ItsukusimaShrine.htm
奈良・法隆寺
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/horyujitmpl/07sp.htm
もうすんでしまいそうな今年のスキーシーズン ― 2007年02月28日 17時50分29秒

「暖冬、だんとう、ダントウ・・」といわれてきた今回の冬のシーズンだが、ここまでとは思わなかった 何と真冬の正月に我が庭には「ナメクジ」が這い回り、今朝はテラスに早々とウグイスが鳴いていた
中年になって始めたスキーで、西日本在住の筆者だが、それでも何とか「ワン・シーズン20日」を目指してスキーに通っていたが、今年は16日で終わってしまいそうな気配だ 昨年は22日滑った
これというのも「エルニーニョが原因」とは言うが、毎年問題になっている「地球の温暖化」もかなり関係しているはずだ 昨年末行ったウィスラーは幸運なことに2m以上雪があり、正月のニセコもこれも運良く2mはあったが、ヨーロッパのスキー場は軒並み「雪がない!」状態となっているし、国内でも西日本のスキー場ではほとんだが「閉鎖」となっている
現在バブル中で「大発展中」の中国は「京都議定書」にサインせず、世界から石油を買い漁り、排気ガスをどんどん出している 世界一の工業国アメリカもやはり「議定書」を無視し「自分が良ければそれで良い」という道を歩んでいる インドネシアやアマゾンでは山やジャングルを焼き払い、動物も絶滅しかかっている 西アジア中近東の戦争も温暖化に手を貸しているだろう
やがて北極氷の融氷によって海面が上昇し、南太平洋の珊瑚礁の小国は消え去り、オランダやバングラディッシュも地図からなくなるかも知れない 私たちの子孫の時代には、「これはスキーのリフトというもので、昔はここに雪が降り、スキー場があったんだ」と説明する時代が来るだろう 広島原爆のドームを引き合いに出すまでもなく、スキー場のリフトが「温暖化のシンボル」になる時代は来て欲しくないものだ
中年になって始めたスキーで、西日本在住の筆者だが、それでも何とか「ワン・シーズン20日」を目指してスキーに通っていたが、今年は16日で終わってしまいそうな気配だ 昨年は22日滑った
これというのも「エルニーニョが原因」とは言うが、毎年問題になっている「地球の温暖化」もかなり関係しているはずだ 昨年末行ったウィスラーは幸運なことに2m以上雪があり、正月のニセコもこれも運良く2mはあったが、ヨーロッパのスキー場は軒並み「雪がない!」状態となっているし、国内でも西日本のスキー場ではほとんだが「閉鎖」となっている
現在バブル中で「大発展中」の中国は「京都議定書」にサインせず、世界から石油を買い漁り、排気ガスをどんどん出している 世界一の工業国アメリカもやはり「議定書」を無視し「自分が良ければそれで良い」という道を歩んでいる インドネシアやアマゾンでは山やジャングルを焼き払い、動物も絶滅しかかっている 西アジア中近東の戦争も温暖化に手を貸しているだろう
やがて北極氷の融氷によって海面が上昇し、南太平洋の珊瑚礁の小国は消え去り、オランダやバングラディッシュも地図からなくなるかも知れない 私たちの子孫の時代には、「これはスキーのリフトというもので、昔はここに雪が降り、スキー場があったんだ」と説明する時代が来るだろう 広島原爆のドームを引き合いに出すまでもなく、スキー場のリフトが「温暖化のシンボル」になる時代は来て欲しくないものだ
「フェルメールの墓」参り ― 2006年10月08日 00時26分22秒

オランダのデルフトは、「真珠のイアリングの少女」の画家、ヨハネス・フェルメールが生まれ、亡くなった町である。その絵は私の大好きな絵の一枚である。私が今回オランダに来たのも、その絵の少女に「再会」するためであった。数年前に彼女とは神戸市立美術館で初めて会った。それ以来、彼女の魅力に取り憑かれた。
画家は43年の長くない人生のほとんどを、この田舎の美しい町で過ごした。彼は子沢山で、いつも貧乏で、そして義母の家で経済的に支えられて生活した。そしてたぶん貧困の労苦から亡くなったのだろう。残された絵は世界中で30枚余しかない。それでも彼の絵は素晴らしい。
彼の死後名前はいつしか忘れられ、ずっと後にその良さが再発見されるまで、人々の記憶から消滅した。そういう画家であるから墓の特定も出来ず、「再発見」されてから、教会の記録が呼び戻された。これは「四季」の作曲家ヴィヴァルディーと同じである。
ヴィヴァルディーも現在は墓がない。ウィーンの工科大学を建てる際に、墓地そのものが取り壊されたからだ。これはとてもはかない。私は彼の墓を見つけようとしたが、大学建物の壁に、「ヴィヴァルディーの墓が昔ここにあった」という意味の小さなプレートがあるのみだった。
フェルメールの場合は、それでもこの町の旧教会にちゃんと墓がある。オランダ政府観光局の公式サイトには、「墓は見つかっていないが、埋められた教会の記録がある」意が書かれている。それでは写真の「墓」はいったい何か?
傍で見ると、実に本物臭いのだ。石の擦り減り方といい、古そうな色といい、「これは1975年にはめられた記念の石碑」といわれても、俄には信じがたい。それほどリアルな「墓石」である。果たしてこれが偽物なのだろうか?
「私は墓が大好きだ」・・というと、「かなり危ないオジさん」になってしまうが、大好きな歴史上の人物、音楽家、画家などの墓前に立つと、なぜかその歴史に入って行けるような気がするのである。だから、かなりいろんな墓参りをした。私のHP「このたびのたび」を見ていただければ、お分かりになるだろう。
いつも外国で墓参りをする時思うのだが、墓が教会の外にあるときは問題はないが、教会の床にある場合は、後世の人々がその上を歩き回るのである。しかもすでに数百キロもある石が死体の上に載せられているのだ。(土葬が原則) イギリスのストラトフォードuAにある文豪シェークスピアの墓も教会の床にあった。
また日本人的感覚からいうと、死者の上に乗るのは何となく「死者に対する冒涜」という感じなのだ。すでに灰ではなく、まだ骨と衣装が残っているから、私には「罪深い」感じがするのだ。といいながら、写真で私はその上に載っているのだが・・。(アーメン、合掌)
それからもう一つ、今年が「生誕250年」になる私の大好きなWAモーツァルトも、貧しかったのと当時の風習で、正確にいうと墓はないが、ウィーンのマルクス墓地と中央墓地に記念碑はある。このあたりの話は、有名なアカデミー賞受賞映画「アマデウス」に出てくる。
このように、現在「天才」とうたわれる人々も、生前、または死亡直後、貧乏だったり忘れられて、墓が「不明」になっている。しかし、残されたその優れた作品によって、その生命や名声が永遠の物になっている。結局、墓があろうと無かろうと、立派であろうと貧弱であろうと、良い物はずっと残ってゆくのである。「歴史が判断する」というのは、そういうことなのであろう。
参考リンク:フェルメール関係ページ(HP「このたびのたび」)
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/NL_Delft_Vermeer/Veermeer.htm
画家は43年の長くない人生のほとんどを、この田舎の美しい町で過ごした。彼は子沢山で、いつも貧乏で、そして義母の家で経済的に支えられて生活した。そしてたぶん貧困の労苦から亡くなったのだろう。残された絵は世界中で30枚余しかない。それでも彼の絵は素晴らしい。
彼の死後名前はいつしか忘れられ、ずっと後にその良さが再発見されるまで、人々の記憶から消滅した。そういう画家であるから墓の特定も出来ず、「再発見」されてから、教会の記録が呼び戻された。これは「四季」の作曲家ヴィヴァルディーと同じである。
ヴィヴァルディーも現在は墓がない。ウィーンの工科大学を建てる際に、墓地そのものが取り壊されたからだ。これはとてもはかない。私は彼の墓を見つけようとしたが、大学建物の壁に、「ヴィヴァルディーの墓が昔ここにあった」という意味の小さなプレートがあるのみだった。
フェルメールの場合は、それでもこの町の旧教会にちゃんと墓がある。オランダ政府観光局の公式サイトには、「墓は見つかっていないが、埋められた教会の記録がある」意が書かれている。それでは写真の「墓」はいったい何か?
傍で見ると、実に本物臭いのだ。石の擦り減り方といい、古そうな色といい、「これは1975年にはめられた記念の石碑」といわれても、俄には信じがたい。それほどリアルな「墓石」である。果たしてこれが偽物なのだろうか?
「私は墓が大好きだ」・・というと、「かなり危ないオジさん」になってしまうが、大好きな歴史上の人物、音楽家、画家などの墓前に立つと、なぜかその歴史に入って行けるような気がするのである。だから、かなりいろんな墓参りをした。私のHP「このたびのたび」を見ていただければ、お分かりになるだろう。
いつも外国で墓参りをする時思うのだが、墓が教会の外にあるときは問題はないが、教会の床にある場合は、後世の人々がその上を歩き回るのである。しかもすでに数百キロもある石が死体の上に載せられているのだ。(土葬が原則) イギリスのストラトフォードuAにある文豪シェークスピアの墓も教会の床にあった。
また日本人的感覚からいうと、死者の上に乗るのは何となく「死者に対する冒涜」という感じなのだ。すでに灰ではなく、まだ骨と衣装が残っているから、私には「罪深い」感じがするのだ。といいながら、写真で私はその上に載っているのだが・・。(アーメン、合掌)
それからもう一つ、今年が「生誕250年」になる私の大好きなWAモーツァルトも、貧しかったのと当時の風習で、正確にいうと墓はないが、ウィーンのマルクス墓地と中央墓地に記念碑はある。このあたりの話は、有名なアカデミー賞受賞映画「アマデウス」に出てくる。
このように、現在「天才」とうたわれる人々も、生前、または死亡直後、貧乏だったり忘れられて、墓が「不明」になっている。しかし、残されたその優れた作品によって、その生命や名声が永遠の物になっている。結局、墓があろうと無かろうと、立派であろうと貧弱であろうと、良い物はずっと残ってゆくのである。「歴史が判断する」というのは、そういうことなのであろう。
参考リンク:フェルメール関係ページ(HP「このたびのたび」)
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/photoalbum/NL_Delft_Vermeer/Veermeer.htm
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