ことし2回目の月下美人開花2014年09月27日 19時08分01秒

我が家の月下美人
 我が家には十年以上の大株の月下美人がある 今年は屋外には出さず夏にも温室に入れていた 最初の開花は初夏、3つの花が咲いた そして昨日やっと二回目の開花で3つが咲いた

 例年なら夏期は外に出して寒冷紗をしていた それで通年で27個咲いた年もあった ところが株が大きく成りすぎて鉢を出すのが難しくなった

 そういう経緯で温室で寒冷紗を張り水を枯らさないようにした しかし室温は上がり、真夏には45度にもなってしまった だがさすがサボテンの仲間だろうか、枯れずにここまできたのだ

 花は蓮と同じく高貴な姿で、香りは貴婦人のようだ 白色は清純な白百合と同じだが、香りは微妙に異なる とても私の筆の力では言い表せない ご存じでご覧の方は香りを想像力で補っていただきたい

やはり吉備路の秋は備中国分寺から2014年09月25日 18時39分26秒

備中国分寺の秋
 写真は岡山県総社市の備中国分寺五重塔である 「国分寺」といっても奈良朝の聖武天皇とは直接の関わりはない というのはこの寺は一度廃寺となり、江戸期に再興された物だ

 とはいっても、その場所も境内に当時の礎石が残り、遠くないところに国分尼寺の礎石群が現在している だから「国分寺」という呼称も間違いではない また近隣の地区の雰囲気も江戸期以前らしい光景が残っている

 そういう寺だが、やや高台に立つ江戸期建立の五重塔が遠くからも望める雰囲気のある塔となっていて、岡山県民としては「心のふるさと」としていつも訪れたい場所になっている

 岡山生まれ、育ちの筆者も季節ごとにここを訪れ必ず写真を撮っている 周りの環境が土地の農家の方々の協力で季節の花々が植えられ、観光や写真撮影がし易くなっているのは有り難い

  
  内部リンク:「国分寺の秋2013」:
  http://konotabi.com/photo2013/JPNOKJKokubunjiAki/top.htm

美味かった浜松のひつまぶし2014年08月12日 11時32分19秒

浜名湖畔ウナギ店のひつまぶし
 少し前の話だが滋賀、岐阜、愛知を通って静岡までドライヴをした これまで行けてなかった城廻である その途中で浜名湖傍にある舘山寺温泉に泊まった

 「浜名湖なら絶対ウナギだろう」と旅館に尋ね、勧めてくれたウナギ専門店に向かった そしてメニューを見るとさすがに本場!いろんなセットがあったが値段がすごくヨイ!のだ 貧乏性の夫婦は忽ち気分がダウンしてしまった もし他人が居たら笑ってしまうくらいの大幅気分ダウンである

 その中でもっとも安いのが写真の「ひつまぶしセット」であった もう躊躇なくこれに決定した 「名古屋も通ってきたからひつまぶしだね」と言い訳しながら注文した 余談だが、妻はむかし「ひつまぶし」を「ひまつぶし」と思っていたそうだ(笑)

 だが先に頼んだ「生中」がかなりなくなってもまだこない 他に客は誰も居なかったのに 「きっと魚市場まで買いに行ってるんだろう」「客の顔を見てから始めるからかな」などと言っていると、来た来た!

 食べてみるとこれが美味い! 外はややこんがり風、中はふんわりした口当たりなのだ 箸が進んだ 「美味しかったね」「でもまさか一番安い物だから中国産のウナギじゃないだろうね」 どこまでも勘ぐるオジさんであった

フランスの海賊のまち、サンマロの旧港2014年07月06日 18時16分14秒

フランスの「海賊のまち」、サンマロ
 写真はフランス、ブルターニュの港町、サンマロの旧港である サンマロは「海賊のまち」と呼ばれる 1590年から誰の命令にも服さない凶暴な海賊の根城として悪名をはせた 

 英仏海峡のイギリス船から通行料を取るだけでなく、広い地域からも富を奪った カナダの「最初の発見者、ジャック・カルティエ」もここ出身である 仏国王も対英国政策からも海賊を公認したという

 そういう港町は海沿いの城壁が見事に残り、すばらしい光景をもたらしている しかしそれも第二次大戦時は町が壊滅し、市民がその復旧に当たったという

 おかげで私たちは美しい写真が撮れている また、今ではこの港から「旧敵」イギリスの南部の港町プリマスやスペインとを結ぶフェリーが発着している「平和な港」になっている

 内部リンク:HP「このたびのたび」付属ブログ;「海賊のまち・サンマロ」
       http://konotabi.com/FranceDrive2014/St-Malo/top.html

ノルマンディに今も残るM4シャーマン戦車2014年06月11日 20時39分26秒

M4ShermanTank
 ここはフランス・コタンタン半島・ノルマンディ海岸の町(アロマンシュレ・バン) 今から70年前の1944年6月6日に連合軍が敵前上陸した海岸で、当時は民間人も多数の死者2万人を出した

 この上陸作戦では英軍、カナダ軍、フランス軍を含む自由ヨーロッパ軍26個師団、そして米軍21個師団が参加した この作戦の成功が「ヨーロッパ解放」への大きな転換点となった また作戦規模では現代に至るまで歴史上世界最大規模である

 この写真のアロマンシュ・レ・バンの地区は英軍の担当であった このタンクはアメリカ製M4シャーマンといい、米陸軍だけでなくイギリス、カナダオーストラリア、ソ連軍にも供与(レンドリース)された 

 今も町を見下ろす丘上には実践に参加したタンクが現存する 実車はその外見からたぶん英軍に供与されたM4A2型であろう これと同じ型はアメリカ軍担当上陸地ユタビーチにも残されているという 詳しくは往年の名画「史上最大の作戦」(B+W)でも見られる

 M4はガソリンエンジン400馬力、重量30.3t、最高速38.6km、主な主砲75-76mm、乗員5名、第二次大戦後世界各国のみならず、日本の自衛隊でも使用された長寿命の戦車である 折しも今年は「ノルマンディ上陸作戦」の「70周年」、フランス各地で「記念式典」が行われた

内部リンク:アロマンシュ・レ・バンの戦争記念館
     http://konotabi.com/FranceDrive2014/arromanches/top.html

あ~また滑りたいNZのスキー場2014年04月13日 14時37分37秒

ニュージーランド・トレブルコーン・スキーエリア
 写真は南半球・ニュージーランドのトレブルコーン・スキーエリアからみた景色です ご存じのように南半球はこれから秋・冬と向かいます 日本のスキーシーズンがほぼ終わった現在、スキーフリークの目は南半球に向かいます

 むかし行ったオーストラリアのスレドボというスキー場は日本の春スキー状態でした(笑) その翌年(2008)に行ったNZのスキー場は規模は小さいながらしまった良い雪でした また暑くなりそうな今年の日本の夏・・行けないかもしれないけれども、夢はNZスキーです 妄想はタダですから・・・

備中国分寺春爛漫2014年03月25日 23時44分13秒

備中国分寺
 ここは岡山県総社市にある「備中国分寺」である しかしここは奈良朝聖武期造営のものでなく、永らく廃寺になっていた寺を江戸期宝永年間に再建したものである

 したがって、写真の五重塔もその姿でわかるように江戸時代のものである それでも日本史で重要な位置にある「吉備の国」の中心部にある物で、岡山県民にとっては大切な歴史的遺物である

 岡山市郊外西の田園地帯に位置するこの塔は姿かたちも美しく、この地のランドマークともなり、四季を通じて訪れる人も多い 近隣の学校の遠足や校外学習の様子も多々見て取れる そういう寺の春景色である

内部リンク:「吉備国春景」;
  http://konotabi.com/photo2014/JPNOKJKokubunjiMarch/top.html

白黒をつけよう!2014年03月05日 15時47分19秒

川中の川鵜と白鷺
 ここは岡山県の三大河川の一つ、吉井川の支流吉野川、そのまた支流の河合川です 川の土手道を走っていると川中に鳥がいました 白鷺と川鵜です 場所は美作市、近くに自動車レースで知られる「英田サーキット」があります

 なにやら鳥たちは向かい合っています 種を越えた対話か?それともタイマンか? 話し合いか?それとも睨み合いか? でも声も出さず静かなものです ここからは人間の勝手な想像です 

 もし対話ならこうです
「最近は魚が少なくなって困ったことじゃなあ」
「わしらの仲間は人間と一緒に魚取って生計たてとるモンもおるし・・・」
「ほんにほんに こうしてみても魚の影が見えんわ」
「わしらも今日は一匹しか食べてない また場所でも変えて探してみるかなあ・・」
「探すのはわしはシロウトじゃが、お前らはクロウトじゃもんな」

 また喧嘩ならこうです
「最近魚が減った思うとったらお前が取っとんたんか?」
「なにを!誰が取ろうと自由だろうが!川は誰の物でもないわ!」
「オイ、余所へ行ってもらおうか!ここらはわしらのシマじゃけぇ」
「やるんか?!白黒をつけようか?」
「もうついとるわ!お前が白でわしらが黒じゃ!」
「何のこっちゃ?!」

 しかしどちらも違っていたようです
私がカメラを持って近づくと、みんな静かに飛び立っていきました
・・・・・オシマイ

「グリーンプラザ白馬ホテル」付属コルチナ・スキーエリア2014年02月13日 23時55分35秒

白馬・コルチナスキーエリアの風景
 写真は白馬連峰にあるコルチナ・スキーエリアである ここは「グリーンプラザ白馬ホテル」がベースで、すべてのコースはホテル裏に集まって帰って来ることができる 間違っても迷って他のスキーエリアに行くこともない

 ホテルの建物もドイツの民家を大きくしたようなデザインでオシャレ、若い人たちにも評判がよいらしい ホテルの周辺はまったくなにもない場所なので、ホテル内ですべてがまかなえる「ヴァカンス滞在型」ホテルである

 コースの最上部が稗田山山頂1440mで、写真はそこからのものである 山肌に木々が連なる斜面は朝一番には美しい様相となる 木に雪がびっしり張りつくのである しかし陽が昇るにつけて雪は少しずつ落ちてゆき、次第に枝の肌が見えてくる そういう儚いシーンがステキである

  →内部リンク:白馬・コルチナスキーエリア
     http://konotabi.com/photo2014/JPNCortina/top.htm

雲海に向かって滑り下りる快感!八方リーゼングラートエリア2014年02月13日 22時55分07秒

白馬・八方尾根スキー場の最上部
 白馬連峰の八方尾根スキーエリアはあの長野冬季五輪の会場になった日本を代表するスキー場である

 初級から上級まですべてのコースがあり、圧雪非圧雪・コブなど種類の多彩なこと、白馬三山を始めとする多くの山に囲まれた風景が魅力的なこと、特に「黒菱」「兎平」などの超上級のコブを求めて全国から「足自慢」が集うことなどが特徴といえようか

 最近は外国人が急増したことも目につく 以前は韓国人、中国人などが多かったが、今はオーストラリア人、台湾人、香港人も多く東南アジアの人たちも時に出合う 以前はオーストラリア人は北海道ニセコスキーエリアで目立っていたが、今はそれほどでもない

 さて写真だが、ここは最上部のリーゼングラートエリアである 最上部は1830mで当スキーエリアで最も雪質がよい ケルンのある辺りは絶好の撮影スポットである 背景には武田菱で知られる五龍岳や白馬三山間近に見えるし、白馬村方向は下方に村の姿が望める また雲高が同じくらいで、「雲の中のスキーエリア」といって良い

→内部リンク:白馬八方尾根スキーエリア
    http://konotabi.com/photo2014/JPNHappo/top.htm